軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

鉄道模型とマンガ(1)

昨日「水野良太郎、吉浜盛に続く鉄道模型漫画家が出て来ないのは何故なんでしょうね?」と書きましたが、最近は「とれいん」誌の巻末でおなじみの小森太郎万作先生を忘れておりました。スイマセンです。
しかし小森氏にしろ実は相当なベテラン(Nゲージマガジンの前身であるTMS増刊「プレイモデル」の初期の号にノンクレジットであるがイラストを書いている)な訳で、もっと若い層でいないのかしら?という意味で書いたのでご容赦くださいませませ。
さて、吉浜盛氏といえば80年代の「鉄道模型趣味」誌(以下TMSと略)に4コマ漫画を連載されていた訳ですが、最近どうしておられるのだろう?と思ってグーグルで検索してみたものの、トップでヒットしたのは2chの「機芸出版社スレッド2」。その他は2chのスレがいくつかヒットした位で、模型ファンの記憶にも残っていないのかなぁ〜と少々淋しくもあり。
吉浜盛氏は成人漫画が本業だった様ですが(TMS誌上ではその事は書かれていなかったが、当時「犬走」誌にスクープ?された)、そちら方面でも全然ヒットしないなぁ?と思ったのですが、よく考えてみれば本業の成人漫画は「吉浜さかり」の名で書いていたのでした。もっとも本当に「吉浜盛」=「吉浜さかり」なのか、公式には誰も確認していないのではありますが、絵柄その他からすると間違いないでしょう。
吉浜盛氏は「束田きよし」の名も使っていたようで、TMSに掲載されたJANTRAKのモジュール製作記事(TMS542号掲載。「Nゲージレイアウト6」に収録)では「製作:束田きよし 作画・文:吉浜盛」となっていました。検索してみると、ルパン三世のTV第1シリーズの原画スタッフに「束田きよし」の名があるとのこと。TMSのレイアウトコンテストにも「束田きよし」で応募していたので、こちらがご本名なのかもしれません。
2011年5月2日追記:「束田きよし」の名で執筆した成人漫画もあるようです)
余計な詮索はさておき、吉浜盛氏の絵はいわゆる萌え系の絵ではなく、「Nゲージマガジン」に掲載されたレイアウトトリップ漫画のレポーター「N子ちゃん」なんかは妙に色っぽくて、成人漫画を書いていたと聞いて「さもありなん」と思ったものです。レイアウトトリップの漫画はキャラクターを含め検討を重ね云々・・・と当時のTMSの「ミキスト」か「編集者の手帳」に書いてありましたが、可愛い系のキャラにしなかったのは意図的だったのかどうなのか?今、再度同じような漫画を載せるとしたら、萌え系のキャラにするのかしら?
さて、当時10代から20代だったワタシにはTMS誌の吉浜マンガは正直それほど面白くは感じなかったし、周囲の友人も同様の感想でした。しかし今にして思えば、吉浜マンガは10代〜20代の若者には実感が沸かない、共感が出来ないネタが多かったんじゃないでしょうか。馬齢を重ねて周囲や自分自身が所帯持ったり子供が生まれたり、あるいは年齢が上の模型の先輩と仲良くさせて頂いたりするようになると、何となく共感するというか、分かるようになってきたでありますよ。やっぱり家庭を持ったモデラーでないと分からないネタが多かったのかもと今にして思います。
しかし「事実はマンガより奇なり」、怒った奥さんに模型を窓から投げ捨てられたとか、「女に走られるよりか模型でもいじってもらってた方がマシですから。オホホホ」と奥さんが笑いながら語ってくれたりとか、身近でそういう例を見ております。怖いですね〜。そういえば昨年2ちゃんねる等で話題になった「鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい」とかいうのもありましたし(苦笑)
そんな訳で、もしかしてTMSの吉浜マンガは年少者への教育マンガ(将来のために)としてTMSの山崎主筆は考えていたのだろうか?とか考えてしまうでありますよ。

(2011年5月2日追記)

この記事を書いた後、RM MODELS誌でらいくはあと氏作の「ほびこヤード」の連載が開始されています。また、とれいん誌の方は小森太郎万作氏に代わり、荻野目かおる氏の「G線上のマリア」の連載が開始されています。