軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

ダックスの値段

★オノデラさんがブログでダックスの価格はいくらだったのかと問い掛けていたので、実家から古いTMS(鉄道模型趣味)誌を持ってきて調べてみました。
以下は鉄道模型趣味誌1973年3月(297)号の「the DACHS STORY 3.ダックスの製作」の中にある種別・価格一覧表が元ネタです。

Bキット(ベースキット)
形式 内容 価格
B-A C1タンク \8700
B-T 1Cテンダー \8700
Aキット(半完成)
形式 内容 価格
A-C1-AS C1サドル鋼製キャブ \8200
A-C1-AW C1サドル木製キャブ \8200
A-C1-IS C1サイド鋼製キャブ \8200
A-C1-IW C1サイド木製キャブ \8200
A-1C-T 1Cテンダー \9200
アセンブリ
形式 内容 価格
#100 タンク用走行装置(B-Aのスペア用) \5400
キャラメル モーター/ラグ \350
#200 集電装置 \100
#300 動輪セット \1000
#400 ウォームギヤーセット \300
#150 フロントビーム \500
#160 先台車 \700
パーツ(珊瑚本店扱品)
形式 内容 価格
#500 サドルタンク \800
#550 サイドタンク \800
#600 鋼製キャブ \1250
#650 木製キャブ \1250
#140 アウトサイドフレーム \500

タンク機についてはBキット(ベースキット=いわゆるバラキット)よりAキット(半完成=いわゆる未塗装キット)の方が高いのですが、これはBキットの方には

  • タンク用走行装置(#100)
  • サドルタンク/ボイラー
  • サイドタンク/ボイラー
  • 鋼製キャブ
  • 木製キャブ

というように、実は1両分の下回りに対して上回りは2両分入っているからなのです。
★ちなみにこの号のダックスストーリーの次のページは山崎主筆による「ミキスト」なのですが、そこではジョン・アレンの死が報じられ、GD鉄道の1シーンである火事で焼けた小屋のカラー写真が掲載されています。この直後、本当にGD鉄道は火事で焼失してしまうのです。
また、この号の機芸出版社のPECO製品の自社広告では「新製品20種 3月中旬発売!」とあり、その中に「ナロー用バリキット」の文字があります。
★発売当初の価格は上記の通りですが、その後の再生産ではどうだったでしょうか?
1978年に出た「鉄道模型趣味別冊 TMSカタログ1・機関車」を見ると以下の通りとなっています。

種類 形態 価格
テンダー機 B \14700
サイド・タンク B \13200
サドル・タンク B \13200

「B」はベースキット(バラキット)の意で、「キャブは鋼製と木製の2種類がある」と記されています。この時には5年前の発売当初よりもかなり値上がりしており(オイルショックの影響?)、また上回り2種類=2台分は止めていたようです。