軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2009年9月のまとめ

今日で9月も終り。すっかり涼しくなりましたね。クールビズも今日までで、明日からは再びネクタイ着用という会社員の方も多いのでは?
そんな訳で、衣替えの準備をしつつ、月末恒例の「今月のまとめ」をつれづれと記してみたいと思います。

今月の話題

★間もなく(10月4日)軽便鉄道模型祭という事で、今月は「祭」に向けて準備に勤しむ方が多かったようですね。これについては以下の記事で「前夜祭」としてまとめてありますので、ご覧下さい。

今月の新製品

★8月のJAM(国際鉄道模型コンベンション)と10月の軽便鉄道模型祭という二大イベントの合間だからでしょうか、今月はナロー関連の新製品は少ない月でした。
モデルワーゲン「上松のE型貨車」が再生産され発売されました。

ワールド工芸は一体いつ発売になったのか良く分からない事が多い(発表された時点で予約をしてねという事か?)ですが、栃尾電鉄モハ200キット(「TDK時代」と「EKK時代」の2バージョンあり)が発売になり、既に模型店に出荷されているようです。

また、草軽電鉄デキ50(ジェフリーを凸電に改造した異端機。後に栃尾電鉄に売却)の完成品も発売になりました。

トミーテックの「カーコレクション80」の第6弾が中旬に発売。今回もブラインドボックスで4車種ですが、なかでもマツダT600ナローゲージャーには人気のようです。

今月のメディア

鉄道模型趣味(TMS)誌が今月で通巻800号を迎えました。これについては以下の記事をご覧下さい。

ナロー模型界でもTMSに影響を受けた方や思い入れの深い方は案外多い様ですね。

今月の気になる記事

akinoriさんが製作していた鉄道コレクション用動力使用のシェイが完成。Webページで製作記がアップされています。

Oナローでは入手しやすく廉価で良く出来たバックマンのプラ製品がありますが、HOナローでは乗工社のシェイはもはや一昔前の製品で入手は困難、ギアードロコを得意とする杉山模型のシェイも最後に出てからこれまた10年以上経過し、入手は困難。たまにオークションに出ても目の玉が飛び出るような価格になってしまいます。そんな中、エンジン部分こそダミーで無可動ですが、鉄コレ動力を使ってプラでスクラッチされたakinoriさんの作例を見て、「これならもしかして…」と思われる方も多いのでは?
そういえば、ものぐさ太郎さんも鉄コレ動力で箱型シェイを製作中、たむちんさんもアトラスのNゲージシェイをHOナローにコンバージョンしたものを製作中、双方共に完成が待たれます(軽便祭で拝見できるかな?)
しかし、Nゲージの電車動力に取り付けられる可動するシェイのエンジン+シャフトとか出ないですかね〜
★JAMで展示されていたKATOのNゲージ富山ライトレールポートラム)ですが、台車内にモーターが納まっている(すなわちNゲージ版パワートラック)上に、走りもスローが効いて良いという事で、ナロー界隈でもかなり注目されているようです。
そのKATOのポートラムの動力装置について、極小動力研究でお馴染みのバラックモデルさんが、ブログ「鉄道模型机上の空論」で推理されています。

文章と綺麗かつ味のあるイラストで非常に読み応え・見応えのあるレベルの高い記事になっていると思います。

★来月10月は「軽便鉄道模型祭」の話題でナロー模型ネット界も大いに盛り上がるものと思います。いよいよ今度の日曜日。楽しみです。
ではまた来月!