★軽便鉄道模型祭レポートその2はレイアウト編です。1回では量が多くなり過ぎるので、前編・後編に分けてご紹介します。
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家元のレイアウト(HOナロー6.5mm)
★TMS(鉄道模型趣味)誌のレイアウトコンペ2009で入選となったレイアウトです。
▲レイアウト左側にある砂利採取の現場
▲立山砂防モーターカーが快走。この部分は下から見上げると最高です。
▲木橋を渡る加藤の牽く列車。この木橋がレイアウトの前面に対して斜めに配置されているのがポイントですね。とにかく全体の配置は良く考えられていて、コンペ入選が納得出来るレイアウトです。
▲全体像。箱状になっており、天井には蛍光灯が組み込まれています。こういうタイプのレイアウトはヨーロッパではありましたが、日本では今まで殆どなかったと思います。
▲動画もご覧下さい。
ナガウラさんのレイアウト(HOナロー9mm)
★短期間で作ったとはとても思えません。表からも裏からも見ることが出来るタイプのレイアウトですが、背景板も別途用意されています。
▲こちら側は鉄橋と水面があります。
▲こちら側は道路と線路が並行しているシーン。鳥居があったり、放置されている廃車のトラックがあったりします。トラックは窓ガラスが割れた表現がポイント。
▲レイアウトの隅にあるバス停。ボンネットバスはクラブバスラマ1/76
▲全体の雰囲気の良さ、これがナガウラさんのレイアウトの魅力ですね。またご本人が楽しんで作っているのが伝わってきて、レイアウトって良いよなぁ〜とつくづく思うのも魅力なのです。
畑中シェフのレイアウト(Oナロー16.5mm)
★とれいん誌で製作過程が連載されているOナローレイアウト。線路はハンドスパイク、ポイントも自作です。
▲思ったよりコンパクト。これなら家の中に置けそうです。しかし風景は狭苦しさを感じさせません。
▲このレイアウトも両面から見ることの出来るタイプ。こちら側の面は車庫と交換所のある風景
▲右側の建物が線路面から1段高くなっていたり、とかく処理の困る隅の部分を道路にして、柵と電柱とスバルを配置してあったり、空間処理、地形処理が巧みなのは流石です。
▲カーブポイントの採用がミソですね。
▲こちら側は木橋のシーン。いかにも林鉄という風景です。
▲見応えのある風景です。地形のデザイン自体がよく考えられていますね。