軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

静岡ホビーショー

毎年恒例の静岡ホビーショーが5/15・16に開催されました。ナロー関連ブログではskt48さんがレポート・画像をアップされていますし、模型店Nゲージファンの方のブログやWebでいろいろレポートされています。

拝見させて頂いたそれらのレポートからナローゲージャー向けと思える情報を拾ってみました。

バンダイ自社製Bトレインショーティー用動力

ご存じの通り、バンダイBトレインショーティー用にKATOから専用の小型車両動力ユニット(いわゆるBトレ動力)やポケットラインのチビ客用、チビ凸用動力が供給されていますが、バンダイが独自の動力を開発・発売する事をパネルで発表したそうです。
Bトレインショーティー純正・動力ユニット」と称し、機関車用と電車用の2種類で9月発売予定。3DCADによる図を見ると、機関車用はKATOポケットライン、電車用はKATOのBトレ動力とほぼ同じ構造の様です。ただし、機関車用はホイルベースがポケットラインよりも短いようですし、電車用はBトレ動力よりも台車のホイルベースが長く、車輪径も普通の径(φ5.6前後)の様です(KATOのBトレ動力はなぜか台車のホイルベースが短く、車輪径も一般的なNの電車のφ5.6より一回り小さいφ5.2なのでした)。また、電車用は台車側枠が交換できるのがポイント(Bトレに入っている台車側枠を取り付ける)です。
このバンダイ純正動力の登場で、従来のKATOのBトレ動力やポケットライン動力がどうなるのか、HOナローゲージにも流用される事が多いだけに今後の成り行きが注目されます。

Oナロー向け?ダットサンとマスターライン

1/43ミニカーでおなじみのエブロからは、戦前型のダットサン(オールドダットサン)が3種類(セダン、フェートン、トラック)、トヨペットマスターライン(クラウンの商用車版)が3種類(ピックアップ、ダブルピック、ライトバン)、観音開きのクラウン後期型の予告と試作品展示がされたそうです。
オールドダットサンは日本車史上重要な車であり、それなりの台数が生産されたにも関わらず、今までちゃんとした模型がありませんでした。
マスターラインは昨年トミーテックのカーコレ80でもライトバンがラインナップされ、Nゲージのカーコレでも予告されていますので鉄道模型ファンにもおなじみかも。

その他

鉄道模型関連で注目を集めたのは、トミーテックの走るバスコレ(ファーラーカーシステムのトミー版?)と、KATOのNゲージD51の完全リニューアル予告だったようです。以前にも書きましたけれど、KATO-関水金属D51は1973年発売以来、小改良は施されたものの、基本的に同じものが37年間売られ続けてきた超ロングセラー製品だったのでありました。