軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

オズ・マガジン2010年7月号・かわいい電車の旅

OZ magazine (オズ・マガジン) 2010年 07月号 [雑誌]

OZ magazine (オズ・マガジン) 2010年 07月号 [雑誌]

★一昨日、家人がこんな雑誌を買ってきました。
★「首都圏女性情報誌」と銘打つオズ・マガジンの7月号。「かわいい電車の旅」と題して、各地のローカル小私鉄を取り上げています。いすみ鉄道真岡鉄道富士急行わたらせ渓谷鉄道箱根登山鉄道銚子電鉄、流鉄、和歌山鉄道、上田電鉄など、ローカル私鉄ファンにはお馴染みの面々ですが、女子の視点で取り上げるとこうなるのですかそうですかという感じで、なかなか参考*1になりました。
公式サイトにて、内容の一部を立ち読み(と言うのか?)する事ができます。
雑誌 【magabon】 雑誌のちょい読みOK!! 24時間、365日、最新マガジン情報をあなたに。
公式サイトでの紹介文をみると

田園風景や昔ながらの町並みなど、のどかな景色がゆったりと広がるローカル線沿線。電車ならではのマイペースな時間、そしてローカル線を大切に守る地元に暮らす人たちの心。それらに触れる旅は、まるで短編小説を読むような、温かな物語に満ちていました

つまり、女子の皆さんにとって、「かわいい電車」ことローカル私鉄は、実際に自分が入り込める三次元の物語世界なのかもしれません。我々鉄道模型ファンがレイアウトに求めるものとなんとなく通じるものがある様にも思えます。
★さて、当然の事ながら各鉄道の紹介は鉄道車両よりも「鉄道」としての紹介となっており、一般の実物鉄道趣味誌よりもレイアウト心をそそる写真が多かったのは意外でした。表紙の写真も「シーナリーガイド」*2の河田耕一氏の写真に通じるものを感じます。もっとも河田さんの写真だと全体にパンフォーカスなのに対し、こちらは手前にいるモデルの女性にピントを合わせて、バックの風景はアウトフォーカスとして少々ぼかしているのですが。
ところでこの表紙はいすみ鉄道(非電化)なんですが、「かわいい電車の旅」なんですね。
そこで家人に「ほらほら、架線がないから電車じゃないよ」と言ったら、「Nゲージの電車だって架線がないじゃない!」と言い返されました。まったくもってその通り。いやはや何ともであります(苦笑)。

*1:何の参考になるのだか不明ですな…

*2:河田耕一氏が鉄道模型趣味(TMS)誌に執筆した模型の為の実物参考記事を集成した本で、レイアウト派モデラーの参考資料として高く評価された。単に実物の写真をペタペタと並べた物ではなく、モデラーとしての視点で鋭い分析がされている。現在は絶版