軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2011年3月のまとめ

3月11日の大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
震災、原発事故、電力不足…と大変な状況が続いていますが、こんな時だからこそ、模型を楽しむ事によって心を落ち着けたいものです。と云う訳で、月末恒例の「今月のまとめ」をさせて頂きます。

今月の話題

★仙台のコンさんが旧乗工社PU101(現在はIMONより再販)のグレードアップ用のサイドロッドやシリンダーを開発中。ご承知の通りパワーユニットPU101は大胆に簡略化されていますので、ディテールにこだわる向きにはこのパーツは歓迎されるかも。試作は完了したそうで、量産され頒布されるのが楽しみな方も多いでしょう。

★先月末に発売になったトーマモデルワークスのコッペル4tですが、さっそく完成されている方がチラホラ。

今月の新製品

ワールド工芸Nゲージナロー第1弾の「頚城ホジ3」キットが中旬に発売。メーカーHPによれば初回生産分は予約完売との事。(小売店によっては在庫有の店もあるようです)

一体どのような製品なのか? 組み立てられた方のレポートを拝見するのが楽しみです。
ワールド工芸は、今月はこの他にHOナローの足尾のフォードと足尾客車の完成品も発売しています。
★モデルワーゲンは「魚梁瀬の野村組製DLII」のキットが今月出荷、また「鋼製運材台車3種と木製運材台車A」を再生産しましたが、この品については売上の1割を震災義援金として寄付する旨を告知しています。

今月のメディア

鉄道聯隊の軽便機関車(上)

鉄道聯隊の軽便機関車(上)

草原社より「鉄道聯隊の軽便機関車 上」が発売されました。
機関車研究家の故・臼井茂信氏が「機関車の系譜図」(交友社刊)や鉄道ファン誌の連載「国鉄狭軌軽便線」などに書かれた旧日本陸軍の鉄道連隊の機関車、及び鉄連の払下げ車輌を用いていた千葉県営鉄道・愛媛鉄道・宮崎県営鉄道の記事を再録し、さらに湯口徹氏による書き下ろし記事、及び草原社代表である花井正弘氏による追補記事を加えてまとめた一冊で、中身の濃さは驚くばかり。機関車の系譜図や国鉄狭軌軽便線をお読みになった方でも、あらたに発見された資料や写真が大幅に加えられているので、是非お読みになる事をお勧めします。

RM MODELS (アールエムモデルス) 2011年 05月号 Vol.189

RM MODELS (アールエムモデルス) 2011年 05月号 Vol.189

RM MODELS誌5月号は、3月号/4月号に引き続き軽便モジュール倶楽部の「下北南部電鉄」モジュールが掲載されました。
とれいん 2011年 04月号 [雑誌]

とれいん 2011年 04月号 [雑誌]

とれいん誌4月号では畑中シェフの「6.5mmレイアウトを作ろう!」の第2回目、及びskt48さんの「蕗狩通信」の2回目が掲載されています。
鉄道模型趣味 2011年 04月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2011年 04月号 [雑誌]

TMS(鉄道模型趣味)誌4月号については、以下の記事をご覧下さい。

明日からは4月で新年度&新学期。もうすぐ桜も咲く事でしょう。月末には浜松町の鉄道模型市も開催されますので、いろいろと楽しい話題も出る事でしょう。
それではまた来月!