軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

エブロ1/43 クラウンパトロールカー


我がOナローレイアウトの治安維持の為、パトロールカーを配備する事と相成りました。
というわけで、先日発売になったエブロの1/43ミニカー、トヨペットクラウンRS21パトロールカーを買ってきました。

エブロ 1/43 トヨペット クラウン RS21 神奈川県警 パトカー 完成品

エブロ 1/43 トヨペット クラウン RS21 神奈川県警 パトカー 完成品

以下のブログ記事を拝見して気付いたのですが、二玄社から出ている「クルマ少年が歩いた横浜60年代 (CG BOOKS)」に掲載されている神奈川県警に実在した1960年代のパトカーをモデルにしている様です(エブロの予告チラシの写真もこの本に掲載されているのと同じ写真を使用しています)

上のブログでは当時の神奈川県警のパトカー事情の新聞記事なども紹介されていて、なかなか興味深いです。

しかしこのミニカー、実は鉄道模型で言うところの「タイプ」なのですね。当時のクラウンパトカーは、実はトヨペットクラウンRS21と見た目は同じですが、「トヨタトロールFS20」というパトカー専用車で、エンジンも一般のクラウンが4気筒1900ccのR型エンジンなのに対し、トヨタトロールランドクルーザーと同じ6気筒3900ccのF型エンジンを搭載したスペシャルモデルだったのです。実車写真を見ると、6気筒エンジンを搭載するためか、通常のクラウンに比べてフロントオーバーハングが延長されているようです。
まぁそこまでこだわらなくても…という気もしなくもないですが、ここまで細かく作るならなぁ〜と思ったりもします(笑)
ちなみに「ウルトラQ」を始めとする初期のウルトラシリーズには、このクラウンパトカーが良く出てきます。これらは本物のパトカーではなく、円谷プロ東宝あたりが所有していた劇用車なので、トヨタトロールFSではなく正真正銘のクラウンです。

という訳で、こういうシーンを再現して遊んでみたりしているところであります(笑)