軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

第12回国際鉄道模型コンベンション(JAM2011)の個人的リポート(その1・レイアウト編・前篇)

少々遅くなりましたが、先週末に開催されたJAM(国際鉄道模型コンベンション)の個人的レポートをお送りします。
まずはレイアウト編・前篇であります。

出展されていたシーナリー付レイアウトの多くはNゲージ。レベルはいろいろですが、中には素晴らしい出来の物もありました。やはりファンの層が厚い事と、レイアウトを目指す人の多くがスペースやストラクチャー/アクセサリー等の製品の多さで、Nゲージを選択するからでしょう。今やHOやナローよりも、Nの方が優れたレイアウトが多い時代となったなぁ…と感じた次第であります。

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鉄ちゃん倶楽部

昨年に引き続き上越線をプロトタイプにしたNゲージレイアウトを出展。常に人が群がっていたブースの一つで、今年のベスト1に推す方も多かったです。レイアウトの出来もさることながら、観客に見せる事を意識した展示方法は学ぶべき点が多かったです。

▲説明ボードを設置したり、ライトで照らしたり(会場であるビックサイトは案外暗いのです)といった見せる工夫に注目。展示スペース自体もむやみやたらと大きくしなかったのも良かったところです。


▲水の表現には多くの人が感心していました。

わりばし会&桜の森鉄道模型クラブ

Nゲージモジュールレイアウトを出展。今回初めて出展されていたと思うのですが、TMSレイアウトコンペ入選作が展示されており、それ以外の作品も良く出来ていたり楽しい作品が多かったです。

▲2011TMSレイアウトコンペ入選作(鉄道模型趣味誌2011年8月号の入賞作品グラフに掲載)の「川の上を電車が走る風景」。全体の配置や色調が自然ですし、ストラクチャーも安易に市販品に頼らずに自作。工作も非常に丁寧かつしっかりとしています。現物を拝見して、なるほどレイコン入選作は違う…と感心しました。
作者の方のブログはこちら→街並みの記憶をつくる
このモジュールの製作記はこちら→玉野市営風モジュール - 街並みの記憶をつくる

▲このワンシーンを見て、思わずニヤリとした方も多い筈。

▲同じ作者の方の新作モジュール。こちらも素晴らしいの一言。手前の道路が坂になっていたり、奥の高架線が斜めかつカーブしていたり、立ち並ぶストラクチャーが地形にあった形(単純な四角でない)だったり、基本的なデザインや配置が優れています。

▲集合式のモジュールかつエンドレスを組み込んだミニレイアウトでもある「香生洲電鉄」(カオス電鉄と読む)。これなら家でも楽しく遊べますし、イベントでは集合式として楽しめますね。架空の電鉄を想定し、レイアウト上を走る電車やバスも全て自社カラーとなっています。
作者の方のブログはこちら→カオ電の部屋 ~香生洲電鉄一代記~:So-netブログ

▲古墳モジュール。一部未完でしたが、かなり良く出来ています。色調も良いですね。
作者の方のブログはこちら→古墳モジュール(完結):いものにもの:So-netブログ
そうそう、古墳といえば昔のTMSに掲載されたゆうなぎ鉄道を思い出します(作者の岡さんは近年はRACDAの会長として実物方面で高名)。

▲古墳部分のアップ。よく見ると並んでいるのは毎日ワタシ達がお世話になっている或る種の陶器のような気がしますが…

▲こういうミニシーンにも惹かれます。

▲北恵那鉄道をモチーフにしたモジュール。集合式モジュールゆえの複線の本線をローカル私鉄の駅構内に見せかけるというのは、なかなか良いアイデアだと思います。
作者の方のブログはこちら→JAM/国際鉄道模型コンベンションに出展しました(^-^)/ - 趣味多忙日記

▲電車も鉄コレあたりでお手軽に済まさず、ちゃんと北恵那の車輛を作られています。

レイアウトしわざ人 Ken&the Beauties

先日プレスアイゼンバーンより発行された「レイアウト・ビルダーズ4」に収録のレイアウトが展示されていました。

1/87 12mmのレイアウト。背景画が非常に効果的です。

HOアメリカ型の水辺のレイアウトですが、レイアウトの右側を良く見ると…

全裸ビーチバレー開催中であります(笑)

呉尾律波のひみつ車両基地


BSジャパンの「鉄道模型ちゃんねる」で畑中シェフやクラフト坂本氏(しいたけパパ)と毎回レイアウトバトルを繰り広げている呉尾律波氏のブース。Nゲージミニレイアウトを複数出展されていました。

ふれあい鉄道開発室

NGJブースの左隣りでNゲージモジュールを展示されていました。

田んぼの水面に鏡を使用したモジュール。なかなか効果的です。

脇の方に配置されていた為にあまり注目を浴びていませんでしたが*1、なかなかに良く出来たモジュール。踏切は可動で、列車が近づくと警報機が鳴り遮断機が下ります。ギミックだけでなく、線路と道路と建物の配置に不自然さがなく、市販の建物を使用する一方で自動車ディーラーやプールなどは手間を惜しまず自作。ディーラーは日産ブルーステージで並ぶクルマもちゃんと日産車。プールは断面が見える形となっており、潜っている人が見える…など楽しい作り込みがされています。
(2011/09/03追記)youtubeに動画をアップされている方がおられましたのでご紹介します。踏切の動作が良くわかりますので是非ごらんあれ。

JMLC

毎年おなじみの老舗のNゲージ集合式モジュールレイアウトのクラブ。今回は展示された位置の関係で見逃された方が多かった気がします。

▲川越鉄道・大野さんの新作。秋の風景としたところがミソですね。

▲飛行機は1/144製品を利用。背景画の効果にも注目。

▲実在の西武池袋線稲荷山公園駅をモチーフとしています。

▲こちらの高原風モジュールも新作の様です。Nレイアウトではあまり見ない風景で、印象的でした。

ギミックで鉄道模型を楽しむ


各種の楽しい作品群を展示されていたブース。HOトロリーレイアウト「サカマチ電鉄2011」が展示されていました。
作者の方のWebページはこちら→れ~しの図画工作
(つづく)

*1:NGJメンバーがたむろっていたからという説も(笑)。スイマセンです…