軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2011年10月のまとめ

季節はすっかり秋。世間一般的には食欲の秋、スポーツの秋ですが、皆さんは工作の秋、運転の秋を過ごされているのでは…と思いますが、いかがでしょうか?
早いもので今日で10月も終わり。という訳で、月末恒例の「今月のまとめ」をお送りします。

今月のイベント

★今月は軽便鉄道模型界最大のイベント、第7回軽便鉄道模型祭(軽便祭)が東京・目黒にて開催されました。詳しくは以下のレポートリンク集をご覧下さい。

★月末には東京・蒲田にて第32回日本鉄道模型ショウ(鉄模連ショウ)が開催。詳しくは以下のレポートリンク集をご覧下さい。

★実物関連では29、30日に保存されている頚城鉄道の車輌が公開される「くびき野レールパーク公開イベント」が開催。オノデラさんやアララギさんがレポートされています。

今月の話題

★1990年代までナローの電車を走らせていた下津井電鉄(現在はバス会社として盛業中)が、創立100周年記念グッズとして「車両ジオラマ」なる品の発売をHP上で予告。ネット上で話題となりました。

月末になりようやくその正体が判明。下津井電鉄トミーテックに特注した「下津井電鉄オリジナル鉄道コレクション モハ103/クハ24」だったのです。既に31日より販売が開始されています(下津井電鉄Webサイトでの通販、及び同社営業所での直販)

鉄コレという事でスケールは1/150。ゲージもナローになっている模様です。即ちNナローです。上記記事はNゲージ情報サイト「N-Gauge Information」の管理人のNGIさんが下津井電鉄本社まで取材にいかれたものですが、そのNGIさんのツイッターでのつぶやきによれば、「トミーテック初のナローへの挑戦となる訳ですが、好評であれば、他社のものの製品化も、またレール、動力の開発も視野には入っているようです。あくまで成功が続く場合の話として受け止めてください。」とのこと。今後が注目されます。

(2011/12追記:上記の発言はその後取り消しされています。どうやら話が大袈裟になってしまった模様)

今月の製品

軽便鉄道模型祭と鉄模連ショウに合わせて多数の製品が発売されました。

★アルモデルはHOナロー自動機客車(夷隅タイプ)キットを発売。同社が先ごろ発売した動力装置「アルパワー」を使うキットです。

★モデルスイモンはHOナロー木曾ボールドウィンHGキットを発売。乗工社が1990年代に発売し、その後IMONブランドに引き継がれた製品の改良版です。

★ペアーハンズはOナロー草軽デキを発売。ここのところ精力的にOナロー車輛を発売していますね。

★ナローガレージはHOナロー遠州鉄道奥山線タイプ電車キットを鉄模連ショウに合わせてリリース。JAMの際に試作品が展示されていたもので、日本のナロー製品では珍しいレジンキット。下回りはKATOのNゲージEF65を使用します。

今月のメディア

月末発売の鉄道模型雑誌各誌では、いずれも軽便鉄道模型祭のレポートが掲載されています。

鉄道模型趣味 2011年 11月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2011年 11月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌では木曽モジュールクラブの開田高原さんのモジュールが掲載。
とれいん 2011年 11月号 [雑誌]

とれいん 2011年 11月号 [雑誌]

★7年間続いたとれいん誌の連載「カルタゴサロン」が今号で終了。畑中シェフを始めとするカルタゴサロンのメンバーの方々、長い間お疲れ様でした。
RM MODELS (アールエムモデルズ) 2011年 12月号 Vol.196

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2011年 12月号 Vol.196

★RM MODELS誌は鉄道模型サウンドの特集。そろそろ日本の鉄道模型でもサウンドシステムが当たり前になる日が近づいてきた気がします。

今月の気になる記事

★トミックスのミニカーブポイントの2軸車キラーぶりはナローファンの一部の間で有名(?)ですが、それを解決する方法をsktさんがアップされています。お困りの方は試してみては如何でしょう?

★修羅さんがかつてホームページで掲載されていた「むらむら・じおらま」の製作記事をブログに再アップされています。

木曽タイプのシーナリーを持つ車輌展示台の製作記事ですが、当時ゲージを問わず参考にされた方が多く、評価も高かった記事です。残念なことに修羅さんのホームページはインターネットプロバイダを変更された事に伴い閉鎖となってしまったのでありますが、こうして再び読めるようになった事は喜ばしい限りです。
軽便鉄道模型祭のスタッフとして活躍されているまつおさんのブログ「牧場通信」に、軽便祭りの生い立ちについて記した記事がアップされました。多くの方に是非読んで頂きたい記事であります。

今月は思ったよりボリュームのある「まとめ」となりました。来月11月は特にイベントもなく静かな月ではありますが、祝日も多いので思う存分工作を楽しめるかもしれません。製作レポートをガンガンブログやホームページ、ツイッターなどで発表して頂きたいと思う次第であります。
それではまた来月!