軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2012年8月のまとめ

毎日毎日毎日毎日暑い日々が続いていますが、まぁ夏だから当然といえば当然ですね。しかし心なしか涼しくなってきたような気がしまして、カレンダーを見てみれば今日は8月31日。夏休みの宿題を仕上げなければ…じゃなくて、今月のまとめを仕上げなければなりません!
というわけで、夏休みの宿題を仕上げるがごとく、慌てて仕上げた2012年8月のまとめをお送りいたします。

今月の話題

★年に一度のイベント、第13回国際鉄道模型コンベンション(JAM)が東京ビックサイトにて開催されました。今年は会場が西館から東館に移動したり、高校生コンテストが分裂して別開催になったりと色々と話題がありましたが、ナローゲージャー的には「コッペル軍曹」こと鉄道連隊E型コッペルがレストアされて展示された事が最大の話題でしょうか? ナロー関連でもナローゲージジャンクション(NGJ)、NGP、TavataNarrowGaugeRailroadなどが出展し、大いに盛り上がりました。
詳しくは以下のリンク集をご覧下さい。

軽便鉄道模型祭の前日に行われるプレイベント、「軽便讃歌III」の概要が発表になりました。

今回のプレイベントは、何と言っても高井薫平、湯口徹両氏の講演が目玉でありましょう。創世記のナローゲージモデラーにして、各地の軽便の姿を写真に収めた高井大先輩と、単端ガソやレールバスといった内燃動車について長年研究され、その成果をまとめられた湯口大先輩の講演とあれば、何としても聞きたいという方も多いでしょう。1980年代の鉄道ファン誌に連載された、高井さんの「昭和30年代の地方私鉄を訪ねて 古典ロコ・軽便・田舎電車、そして…」と湯口さんの「レールバスものがたり」によって、ナローに興味を持った人も多い筈。
なお、申込は8月31日23時59分までとの事。

今月の新製品

★上記のJAMコンベンションに合わせて、ナロー関連の新製品が各社から登場しました。
杉山模型はHOナロー9mmのダンカーク ロコを発売。いつも通りにしっかりとした作りのブラス完成品です。

トーマモデルワークスはHOナロー9mmの中遠バグナルを発売。今回の製品はロストパーツ使用で今までの一連の製品よりグレードアップされています。

ワールド工芸はイベント企画品としてHOナロー9mm「森林鉄道タイプモーターカー」のキットを発売。さっそく浜リンさんが組み立ててレポートされています。

今月のメディア

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2012年 10月号 Vol.206

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2012年 10月号 Vol.206

RM MODELS誌ではポケットライン競作の後編が「ポケットライン解放区 PART-2」として掲載。今回はNゲージだけでなくHOナローとした作品も掲載されています。ナガウラさんの作品にインスパイアされた桁石鉄道オーナーの作品が見ものです。
鉄道模型趣味 2012年 09月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2012年 09月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌は、Oナローフルスクラッチの頚城コッペルの連載がついに最終回。作品も記事も超力作で、機関車工作マニアの皆さんには概ね好評だった模様です。

★さて、明日からは9月。10月初旬に行われる軽便鉄道模型祭に向けて、ナロー鉄模界がもっとも盛り上がるシーズンです。皆さんバシバシ製作過程をアップして頂きたいところであります。
それではまた来月!