軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

Nゲージマガジン58号

Nゲージマガジン 58号 2012年 12月号 [雑誌]

Nゲージマガジン 58号 2012年 12月号 [雑誌]

★12月10日に発売になった鉄道模型趣味増刊「Nゲージマガジン」58号。今回の目玉は2012TMSレイアウトコンペ入選作「ガード下の風景」の発表記事でしょう。カラー見開き6ページ、本文6ページと相当のボリュームを費やして掲載されています。

▲国際鉄道模型コンベンション(JAM)にて撮影。
この作品は今年の夏の国際鉄道模型コンベンション(JAM)で「激団サンポール」にて展示され、注目を浴びていましたので、ご記憶の方も多い筈。既にJAM会場で2回(2011年と2012年)拝見しているレイアウトですが、改めて誌面で拝見するとやはり良い作品です。細かく作り込んである以前に、如何にもありそうな地形であり建物の配置であり、それ故にリアル感があるのです。
夜景も美しく、Nゲージャーならずともレイアウト派であれば必見かと思います。
★よく見れば、今回のNマガに発表されているレイアウト作品のうち、3つは「激団サンポール」のメンバーの方の作品なのです。あとの2つは「武蔵野環状線」と「小湊鐵道第一養老川橋梁」。この2作も今年夏のJAMで展示されておりました。


記事を拝見し、どちらの作品もさらりと作られている様でいて、実は丁寧かつしっかりと作られている事を改めて実感しました。養老川橋梁の方はガーダー橋や橋脚は手間をいとわず自作、武蔵野環状線武蔵野線の意外に起伏に富んだ郊外風景をよく再現しています。
しかし、今年2012年は激団サンポールの皆さんに驚かされっぱなしの一年でありました。
★JAMに出品されていたモジュールでは、他に「ふれあい鉄道」で展示されていた「踏切とトンネルのモジュール」も今回発表。個人的には「踏切とプールと日産ディーラーのモジュール」だと思うのですが、以前より注目していた作品が掲載され記事として読めるのは嬉しいものです。

手前にあるプールの断面が見えているのが大きな特徴ですが、今回記事を拝見したところ、作者の方は競泳経験者でプール関連の仕事もされていたとの事。どうりで現実感あるプールになっている訳です。
★そして同じくJAMで老舗のJMLCで展示されていた「駅伝第4中継所」も掲載。大量の人形を並べて駅伝の風景を作った作品ですが、ベテランの作だけあって危なげが無い手堅い仕上がり。人形の配置やポーズも自然かつリアルです。よく見ると背景画もしっかりと書かれており、スペース以上の奥行きを感じる風景になっています。

★表紙になっているのは「JR山陰線惣郷川橋梁」。実在の橋梁をセミスケールで再現した大物かつ力作。橋梁は全て自作との事。マリンブルーの海岸線を走るダイナミックかつ見応えのある風景は、プロトタイプを知らなくても魅力的です。
★ミニレイアウトでは「とびかわ電鉄京津線」と「直径30cmの『四季彩々』」の二作品が掲載。いずれもTOMIXミニカーブレールを使っており、とびかわ電鉄はその名の通り京阪京津線をモチーフに763×555mmのスペースに凝縮した作品、四季彩々は直径30cm・カーブ半径103mmのレイアウトを四等分して春夏秋冬の風景を盛り込んだ作品です。そういえば京津線は人気のある路線で車輌も製品化されていますが、その割に京津線タイプレイアウトはあまり見ない気がします。
★走行を目的としないジオラマ作品では「柘植1972」と「小さな漁港がある風景」が掲載。「柘植1972」は蒸気機関車の駐泊所(といっても最近の若い人にはわからないかも…)の風景を再現した小ジオラマですが、蒸気機関車の煙を綿?で演出しているのが目を惹きました。昔はよく使われた手法ですが、最近はあまり見ないので目新しく感じます。写真撮影だけならフォトショップか何かでデジタル加工で書き込めばOKですが、ジオラマを部屋に飾っておく際には綿の煙はなかなか良いかもしれません。
「小さな漁港〜」は450×300mmですが、金魚の観賞用水槽を防塵用ケースとして利用し、上下方向の高さを活かした高低差のある風景としています。水槽をケースに転用するというのは、思い付きそうでなかなか思い付かないアイデアかもしれません。
★以上、レイアウト関連に絞ってご紹介させて頂きました。