軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2013TMSレイアウトコンペ

鉄道模型趣味 2013年 08月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2013年 08月号 [雑誌]

先日発売された鉄道模型趣味(TMS)誌8月号にて、「2013TMSレイアウトコンペ」の結果発表が掲載されました。
★本雑記帳でたびたび話題にしているレイアウトコンペ入賞者の年齢層ですが、今回は以下の通りとなりました。

  • 入選 60代1名 50代2名
  • 佳作 60代1名 30代1名
  • 特別賞 50代2名
  • 準佳作 70代1名 60代6名 50代7名 40代3名 30代1名
  • 努力賞 70代2名 60代6名 50代4名 40代9名 30代3名
  • 全入賞者数47名

★10代、20代は皆無なのは昨年同様。何年も前からこの雑記帳で記している「若者のレイアウト離れ」ではないかと心配になります。「鉄道模型は金がかかるから」「TMSは硬い雑誌だから」というご意見もありますが、車輌のコンペの入賞者で20代は決して珍しくないですし、昔のレイアウトコンテストでは10代20代が多数応募していたのです。高名なレイアウト作者の方々が、10代20代で頭角を現していた事を思い出して下さい。阿部さんが城新鉄道を作ったり、河田さんが一連のストラクチャー作品やシーナリーガイド記事を発表したのは20代だった筈。ナロー界では大谷全彦さんのように中学生で上位入賞した例もありました。
鉄道模型の三代要件とされる「T・M・S」(タイム、マネー、スペース)ですが、そのうちのマネー…お金については、大谷さんの記事で「レイアウトなら安く良いモノを作る余地がある」との言葉があったと記憶しています。最近はシーナリー材料やストラクチャー製品が豊富になったのは良いものの、そういったものを(金をつぎ込んで)使わないと良いモノを作れない…と誤解している若者が多いのでしょうか?とちょっと心配になってみたり。
スペースについては、ここ数年でNゲージで小半径線路や小型車輌が多数発売され、かなり緩和されたのではないかと思うのですが…。そうそう、集合式(いわゆるモジュールレイアウト)であればスペースが無くても…とよく言われますが、免許が取れない、あるいは免許があっても経済面その他でクルマを持てない若年層には運搬がネックですし(日本の公共交通機関は荷物を持った人にやさしくない)、モジュールをやっているクラブに入ることや、入ったとしてもクラブ内の人づきあいなどが結構ネックになるのではないでしょうか? 雑誌その他では表面化しませんが、集合式レイアウトのクラブで内輪もめしたという話は度々耳にします。
★まぁ、JAMで中学高校の鉄研が出展していたり、「鉄道模型コンテスト」のような行事が開催されたりしているので、「若者のレイアウト離れ」なんぞ心配する事ではないのかもしれませんが、実はアレは生徒さんが自発的にやっているのではないのかも…という疑惑も感じたり。実際どうなのか若い方々のご意見をたまわりたく。
★60代〜70代の方は、仕事を引退した後、悠々自適でレイアウト作りを楽しまれている方が多いのではと推察。実際、職業の欄が「−」となっている6〜70代の方が多いです。何とも羨ましい限りでありますが、今の3〜40代がその年代になった時、そんな生活は出来るかどうかは怪しいですな(溜息)。引退したら思う存分なんて考えず、今のウチからコツコツとやっておいた方がよいのかも。「いつやるの、今でしょ!」という流行りの言葉がアタマに浮かびます。
★入賞作のゲージを多い順に並べると、以下の通りとなります。

  • N=20
  • ナロー9mm=10
  • HO=8
  • Z=2
  • HOm=2
  • Oナロー=1
  • 13mm=1
  • 1/120 9mm=1
  • 3mm=1
  • 5インチ=1

やはりNゲージが多数なのは当然ですが、今年は入選・佳作にNゲージはなし。コンペ上位常連のNゲージレイアウトビルダーの方々が、今年は応募されていないためでしょう。ナローゲージャーとしてはナロー9mmが二番目であるのが嬉しいところ。HOゲージ(TMSレイアウトコンペでは1/80〜87の16.5mmはHOとして表記)も8作品入賞しています。日本型16番というととかく車輌偏重と言われますが、思った以上にレイアウトを作る人は多いのではないでしょうか。ただしそういう方は既存の16番系クラブや運転会にはあまり出てこられないので、存在が認識されていないという事ではないかと思います。
★ナロー作品では、鉄道青年さんのOナローモジュールが入選。前作(昨2012年のレイアウトコンペ入選作)は5月号に記事発表されましたが、やはり上位入賞作は写真の撮り方も上手いなぁと思った次第。今度の作品の記事発表も楽しみであります。