軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2014年10月のまとめ

軽便鉄道模型祭が終わってから早一ヶ月、皆さんいかがお過ごしでしょうか? すっかり涼しくなりましたね。
今日で10月も終わり。という訳で、月末恒例の「今月のまとめ」をお送りします。

今月の話題

★日本のナローゲージ製品のパイオニア、珊瑚模型店の「ダックス」が、久々に再発売されました。
この手の真鍮製蒸気機関車キットとしては割合安い値段で発売された事もあってか、あっという間に売り切れてしまったとの事。
ネット上でも早速組み立てにチャレンジされた方のレポートやノウハウの伝授がアップされており、これから組み立てる方は参考にされるとよいでしょう。

なお、ダックスについて詳しく知りたい方は、以下の過去記事をご覧ください。

国際鉄道模型コンベンションを主催するJAM(日本鉄道模型の会)から、会員に対して国際鉄道模型コンベンションの開催権を井門コーポレーションに無償譲渡し、次回からは同社主催で開催する旨のお知らせがありました。「第15回の収支が予想以上に悪化したため」との事ですが、ネット上で多くの方が心配していた通りだったのですね。
本日現在、会員以外の一般への発表はまだですが、井門コーポレーションからは昨年の出展業者に対し、挨拶の手紙が届いている様です。

★10月25・26日にくびき野レールパーク頸城鉄道保存車の公開イベントがあり、その模様がネット上でも複数レポートされています。今回は先日復元なった模型でもおなじみの「ニフ1」が目玉。現役当時のサボが寄贈されるというサプライズもあった様です。

なお、「くびきのお宝を残す会」ホームページにある保存車輌解説ですが、各車の経歴の説明がなかなか詳しく、一読の価値があります。

今月の新製品

ワールド工芸から、HOナロー「ムリイ 上丸瀬布森林鉄道 雨宮21号蒸気機関車」キットが発売になりました。

実機が動態保存されている事で人気のある機関車ですが、かつての乗工社製品は市場から消えて久しく、欲しかった方には朗報でしょう。
★ナローガレージより、シーライオン工房のHOナロー「木曽谷・音水コッペルモンタニア型内燃機関」キットが発売になりました。

エッチングとレジンによる少量生産のキットで、動力はKATOポートラムを利用との事。

今月のメディア

今月発売の鉄道模型雑誌三誌では9月の軽便鉄道模型祭のレポートが掲載されています。

鉄道模型趣味 2014年 11月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2014年 11月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌2014年11月号では、いのうえこーいち氏の連載記事「模型のためのエッセンス」が「基隆煤礦」ですが、軽便祭のフォトレポートでDMCの基隆を模型化したモジュールレイアウトが掲載されており、なんともタイムリー。また、根津氏によるニュルンベルグメッセのレポートでは、ブッシュやアオハーゲンのHOf(1/87 6.5mm)製品とその展示用レイアウトが紹介されています。
とれいん 2014年 11月号 [雑誌]

とれいん 2014年 11月号 [雑誌]

とれいん誌2014年11月号の軽便鉄道模型祭のレポートは「前編」とあり、2回に分けての掲載の模様。

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2004年 12月号

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2004年 12月号

RM MODELS誌2014年12月号では軽便祭レポートの他、松本吉之氏による「“大人の砂遊び”をやってみました〜日本型Oナローによるテーブルトップ鉄道の開業〜」が掲載。道楽ぼーずとアルモデル製品を使ったOナローの楽しみ方の紹介記事です。

★さて、明日からは11月。今年も残り二ヶ月です。秋の行楽シーズンではありますが、模型作りの方もお忘れなく。何か作品が出来たら、ぜひブログやSNSなどで発表して下さいませ。
それではまた月末!