先日作り始めたストラクチャーがここまで完成しました。
古い軽便ファンの方ならご存知かと思いますが、1978年に機芸出版社から発行された「軽便鉄道レイアウトの製作」(87.PRECINCT著)の中にあるホッパーを記事通りに作ってみたもの。
この本の記事のストラクチャーに使うパーツ(窓枠とシューター部分)を乗工社が出していたのですが、たまたまそのデットストックを持っていたのであります。
元記事では木製下見板と木角材で作る事になっていますが(材料一式が入ったセットが乗工社から出ていた様です)、手元にあったエバーグリーンの下見板(ラップサイディングの2mm間隔)とタミヤのプラ角材を使ってみました。
エバーグリーンの下見板は厚みは1ミリありますが、加工しやすい材質なので普通のカッターで簡単に切りぬくことが出来ます。
角材もエバーグリーンを使った方が加工しやすいのですが、いつ買ったのかも忘れてしまったタミヤプラ角材がありましたので…
切り抜きはあっさり終了。
屋根の波板は在庫をあさったら、キャンベルのアルミ波板と、ヒルマモデルクラフトのプラ波板を発見。ここではキャンベルを使いました。
という訳で、あっという間にカタチになりました。元となった記事の87分署による設計がよく考えられているからでしょう。
調子に乗って、同じ本の中にある詰所も製作。窓枠と扉のエッチングパーツは乗工社が記事用に出していたもの。先日先輩から譲り受けた品をありがたく使わせて頂きました。
こちらもあっさり完成。
とりあえず色を塗ってみましたが、ちょっとイマイチかもしれませんねぇ。もうちょっと考えてみます。
2015/02/15追記
西南海さんがツイッターに乗工社のストラクチャー素材セットの画像をアップされています。「軽便鉄道レイアウトの製作」の記事中では、この素材セットを使うように書かれており、ホッパーと詰所、およびホッパーの中に引き込まれるダミーのトロッコのパーツ(ホワイトメタル・エッチング及び木製型材)が一式入っているのでありました。
@syura_muramasa @ke_ukai @NoiMuzik J社の素材セット。 pic.twitter.com/SMLlgD7xF4
— 西南海 (@nishinankai) 2015, 2月 14