何だか急に涼しくなってきましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
早いもので8月も今日でおしまい。小中学生の皆さんと違って、オトナには宿題というモノは無いのだよ…フフフッ、と思ったのですが、月末恒例の「今月のまとめ」があるじゃないですか!
というワケで、夏休みの宿題の仕上げに追われる小学生の気分で、「今月のまとめ」をお送りいたします。
今月のイベント
★毎年恒例の国際鉄道模型コンベンション(JAMコンベンション)が8/19〜21に開催。詳しくは以下のリンク集をご覧ください。
昨年度より主催者が日本鉄道模型の会から井門コーポレーションに代わりましたが、そのせいで運営は格段にしっかりしたものになりました。また今年は昨年に比較して出展団体が多く、特に情景派ファンからは「豊作」との感想が上がる一方、大手メーカー系展示がイマイチ寂しいという状態でもありました。
今月のメディア
- 出版社/メーカー: 機芸出版社
- 発売日: 2016/08/20
- メディア: 雑誌
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RM MODELS (アールエムモデルズ) 2016年 10月号 Vol.254
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2016/08/20
- メディア: 雑誌
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今月の話題
★5月の静岡ホビーショーにて、プラッツが英国PECO製品取り扱いの予告をして話題になりましたが、上にも記載した通り今月発売のTMS誌の広告欄にて、機芸出版社でのPECO製品取り扱い停止、および今後はプラッツに注文してほしいとのお願いと、機芸社在庫のPECO製品一切はプラッツに移管した旨の告知がなされました。
思えば、機芸出版社がPECOを扱い始めたのは1969年。きっかけは当時国内でのNゲージの線路の供給が滞った(関水-KATOの線路が初期の茶色枕木線路から黒色枕木線路への移行する時期だった)為でしたが、その後はNゲージ用のみならず、OO9ナロー線路やOナロー用線路、Zゲージ用線路など、ナローファンにも有り難い品が導入されたのでありました。
既にプラッツが運営するWeb通販サイト「ホビコレ」にて、PECO製品のネット通販が開始されています。
★10月開催の軽便鉄道模型祭のプレイベントと記念製品の概要が発表になりました。
今年のプレイベントは事前申し込み不要との事。RM/RMM誌のカメラマンを長年務められた青柳明氏と、あの伝説の「和久田コッペル」の作者、ナローゲージモデラーの嚆矢である和久田恵一氏が講演されます。
今月の新製品
★モデルワーゲンよりHOナロー「問寒別の泰和製5tDLII」キットが発売。19年前に発売された製品の改良再生産です。
★ナローガレージからはシーライオン工房のHOナロー「音水森林鉄道/王滝森林フェスティバルの酒井」キットが発売。エッチングによるボディキットで動力は別売との事。
★ナローガレージはミニトレインズの輸入代理店ですが、新製品であるミニトレインズHOナロー線路が入荷。JAMコンベンションより発売となりました。
かつてのエガーバーンの線路の復刻版で、価格の面からもどちらかといえば好事家向きの製品ではありますが、ポイントの電気方式がDCCに向く非選択式(全通式)であるのが注目されます。
★さて、明日からは9月。10月の軽便祭に向けて、出展作を仕上げる方も多いと思われます。既にネット上では製作過程をアップされている方がおられますね。また、ナロー関連メーカーもいろいろと新製品の情報が出てくるかと思われます。
それではまた来月!