JAM(国際鉄道模型コンベンション)が終わって早半月。来場者、出展者の皆さんのレポートが各所でアップされていますが、遅ればせながらワタシなりにレポートさせて頂こうと思います。
昨年同様、個人的興味からレイアウト中心ですが、何回に分けてご紹介していきたいと思います。
麦レール
今回一番驚いたのはこの作品。千葉モノレールのレイアウトです。
車輌、桁ともに3Dプリンタを活用しているそうで、最初に見た時は「こういう製品がいつの間にか出ていたのか〜」と思ってしまいました。
しかし、この作品はレイアウトとしてシーナリーもストラクチャーも良く出来ているのもポイントでしょう。モノレールという物珍しさ、3Dプリンタという流行りの技術だけではないのです。
会津ヨシ!
SHIN企画発行の「Nゲージファインマニュアル3・小型レイアウト4題」に掲載されたレイアウト2つが展示されました。
ボシさんの「星ノ森鉄道比美津線」(1200×750mm)。
どこにでもありそうな平凡な郊外風景を見事に表現されています。道路をバスが走るのも効果的でした。
卓さんの「京急新押入線」(900×600mm)。
900×600といえば、KATOのデスクトップレイアウトや、KATO・TOMIX両社のレイアウトボードでおなじみのサイズ。このサイズのレイアウトというと、ありがちなローカル風景になりがちですが、前作「押入線」同様に私鉄電車がガンガン走るレイアウトになっているのが良いのですよね〜。
多摩温泉電鉄
こちらも昨年に引き続き登場の多摩温泉電鉄。全体として調和のとれた色調。また走りも昨年同様に非常にスムーズでした。線路状態とDCC採用のせいでしょうか?
こちらの近代的な駅のモジュール、一角に木造電車が保存されているところが良いですね!
(次回に続く)