ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまい、そろそろ梅雨に入りそうな今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
5月もアッサリ終了してしまったという事で、月末恒例「今月のまとめ」をお送りします。
今月のイベント
★5月27日に東京・練馬のココネリホールにて「スワップミート同窓会2018」が開催されました。
詳細は以下のリンク集をご覧ください。
今月の新製品
★モデルワーゲンからHOナロー「根室拓殖のちどり号」キットが発売。ちどり号用代燃装置セットも同時に発売されています。
- http://www.modellwagen.com/product/09211.html(製品紹介)
- http://www.modellwagen.com/kumitate/09211.html(キット組立講座)
★ペアーハンズからはOナローのフリーランス「電動貨車デカ1」キットが発売された模様。同社ホームページ/ブログでは画像が上がっていませんが、chitsuさんのブログのスワップミート同窓会戦利品写真に写っています。
今月のメディア
- 出版社/メーカー: 機芸出版社
- 発売日: 2018/05/21
- メディア: 雑誌
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河川改修工事軌道レイアウトは、昨年の軽便鉄道模型祭の「四頓☆倶楽部」ブースで展示された作品で、Oナロー12.7mm、HOナロー6.5mm、Nゲージの3種のスケール・ゲージで遠近感のある空間表現を試みたレイアウト。半球状のドームによる空も特徴です。
▲このように箱状になっており、覗きこむスタイルのレイアウトです(2017年軽便祭にて撮影)
「猫山線の車輌とレイアウト」は、1976年に「子供の科学」誌に連載された87分署によるHOナロー入門記事の車輌とレイアウトをナローレイアウトの大ベテランである大谷氏が現代のパーツと材料で製作したもの。子科誌の記事を知らない方でも、この記事を参考にして作ってみたくなるかも。
余談ですが、かつて乗工社が発売していた軽便機関車キャブセットは、子科誌の連載記事の為に作られた製品でありました。
小林信夫氏の連載「フリーランス雑感」も前号に引き続きナローが題材。「"高原電車風"ジオラマの完成」と題して、前号で製作した1/76ミリタリープラモ改造の駅舎をジオラマにまとめた作例の製作記です。
今月の気になる記事
ブログ「米国型鉄道模型とモダンジャズ」に掲載された「ドン・ドリュー回顧録」が一部で話題になっています。
アメリカで発行された書籍「ブラス・トレイン・ガイドブック」に収録されたアメリカのブラスインポーターPFM(パシフィック・ファースト・メール)のオーナーであったドン・ドリューの回顧録を許可を受けた上で和訳されたもの。
PFMは日本のメーカーに作らせたアメリカ型ブラスモデルを米国内に供給していましたが、そのPFMの発展と衰退、そしてPFMの下請けとしてブラスモデルを生産していた埼玉県の「ユナイテッド」について語られています。
ユナイテッドはナローゲージャーに人気のシェイやクライマックスなどのギアードロコも複数生産していますが、日本国内市場向けの製品は生産する事なく消えたメーカーです。
★さて、そろそろ梅雨の季節。湿気が多くて塗装に適さない季節でありますが、こういう時はレイアウトやストラクチャーを作るのが良いかも。
それではまた来月!