軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2018年10月のまとめ

★嵐を呼ぶ軽便祭が終わって早一か月、しばらく前の猛烈な猛暑(日本語がオカシイ)が嘘のように涼しくなった今日この頃でありますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
さて、10月も今日で終わりという事で、月末恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。

今月のイベント

★10月3日〜15日に東京・新宿のリコーイメージングスクエアにて、写真展「地方私鉄1960年代の回想」が開催。ブログ及び書籍でナロー鉄模ファンにも親しまれているだけに、多くの方が足を運んだ様です。

★10月13〜14日に東京・蒲田にて第43回日本鉄道模型ショウが開催。いわゆる鉄模連ショウですが、主催者である日本鉄道模型連合会は日本鉄道模型協会に名称変更しています。軽便祭と日程が近い為か、以前ほどナロー関連メーカーが出展しなくなり、ナロー系ファンの関心も以前程ではない様です。

今月のメディア

鉄道模型趣味 2018年 11 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2018年 11 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌2018年11月号では、HOナローレイアウト「西勝寺鉄道の春」が掲載。8月のJAMコンベンションでNGJブースで展示されていた作品で、今年のレイアウトコンペ入賞作です。
林信夫氏の連載「フリーランス雑感」は「廃品ブリスターパッケージで作った…Oナロー納涼展望電車」。いのうえこーいち氏の連載「模型のためのエッセンス」は「世界一の狭軌公用鉄道」と題して、イギリスの260mmゲージのウェルズ&ウォージンガム軽便鉄道を紹介しています。★とれいん誌2018年11月号では、9月30日の軽便鉄道模型祭のレポートが掲載。栂森さんの連載「カバン線をつくろう」は第7回目で「商店の製作(その1)」。原寸大の図面と詳細な解説で、ストラクチャー製作初心者にも向く内容です。

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2018年12月号 Vol.280

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2018年12月号 Vol.280

★RM MODELS誌2018年12月号も軽便鉄道模型祭のレポートが掲載。米国ナロー鉄模界の重鎮・チャーリー・ゲッツ氏がトミーテック猫屋線蒸機の火入れ式をしているという驚きのカットも掲載されています。

今月の新製品

★モデルスIMONよりHOナロー「丸瀬布 雨宮21号機」キットが発売。軽便祭にて先行販売されましたが、10月20日より一般発売されています。

丸瀬布雨宮はかつて乗工社から完成品で販売された事があり、この製品はそれを引き継いで改良したものですが、今回はキットでの発売で、自分で組みたい方には朗報かも。追って完成品も発売されるとのこと。
★モデルワーゲンからHOナロー「頸城のDC92」が出荷。もっともWebページを見ると「ご予約完売」との事です。

ワールド工芸からはHOナロー・根室拓殖鉄道の銀龍号と無蓋車のキットが発売。以前に発売された品の改良製品です。

Nゲージ用ブックケースでおなじみのキャスコから「HOナロー5両用ブックケース」が試験販売されました。

中身のウレタンは猫屋線の収納を前提としている様で、今のところ正式販売前の最終生産テスト品がイベントで試験販売されている段階ですが、間もなく正式販売されることでしょう。

今月の話題

★「蒙古の戦車」とは静岡鉄道駿遠線の蒸気機関車改造DLに付けられたあだ名ですが、なんでその様なあだ名が付いたのか、趣味界では長らく謎とされていました。
ところが、先日の諸河久氏の写真展の講演で出た話を長者丸氏がアップされています。


駿遠線のDL、言われて見ればローマの戦車(チャリオット)に似ていますね。

★さて、明日からは11月。これといって大きなイベントもなく、軽便鉄模界もオフシーズンとなりますが、こんな時期だからこそじっくりと模型を楽しめるというもの。だんだん寒くなってきますが、お体に気を付けて楽しい軽便鉄模ライフをお過ごしください。
それではまた来月!