軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

軽便鉄模アンケート2020・分析編(その2・ゲージとスケール、併用するゲージ)

その1からの続き)
さて、軽便鉄模アンケート2020分析編の2回目は、楽しんでいるゲージとスケール、併用するナロー以外のゲージについてであります。

Q2:あなたが楽しんでいるナローのゲージとスケールは?(複数選択可)
回答 件数 割合 割合(前回2017年)
1/76~1/87 9mm(HOn30、OO9、1/80-9mm) 154 87% 88%
1/43.5~1/48 16.5mm(On30、O-16.5) 59 33% 30.7%
1/76~1/87 6.5mm(HOn2など) 25 14% 21.3%
Nナロー 6.5mm(Nn3、N-6.5など) 23 13% 10.7%
1/87 10.5mm(HOn3) 21 12% 10.7%
1/43.5~1/48 9mm(On18、O-9) 20 11% 12.0%
1/87 12mm(HOm) 16 9% -
1/43.5~1/48 12.7mm~14mm(On2、O-14) 12 7% 10.7%
1/19~1/25 45mm(Gゲージ) 10 6% 6.7%
1/48 19mm(On3) 7 4% 5.3%
1/64 14.3mm(Sn3) 6 3% 2.7%
1/32~1/35 16.5mm 3 2% 2.7%
大型鉄道模型(3.5インチ、5インチなど) 3 2% -
1/43.5~1/48 10.5mm(On20) 2 1% 4%
1/64 9mm(Sn2、Sn20) 2 1% 4%
1/64 10.5mm(Sn2) 2 1% -
1/19~1/25 32mm(SM32) 2 1% -
上記以外 6 3% -

★1/76~1/87ナロー9mmが最多なのは前回と変わらず。割合もほぼ同一。87%というのは偶然でしょうが出来過ぎている感が…。次位であるOナロー16.5mmは前回より割合がわずかに増えています。
それに対し、いわゆる「乙」こと1/76~1/87ナロー6.5mmは割合が減少。Oナロー12.7~14mm(On2、O-14)も割合が減少しています。
これは、やっておられるファンの数が減少した訳ではなく、前回に比べて今回はより広い層の方々からご回答頂いたため、コアな層が手掛ける事の多いそれらのゲージの割合が相対的に薄まったものと考えられます。
注目するべきところは、Nナローの割合が前回より増えていること。ロクハンのZショーティー動力の登場もあり、以前よりは簡単に出来る様になった(=かぶせる上回りを何とかすればOK)のも影響しているかもしれません。

Q3:あなたが楽しんでいるナロー以外の鉄道模型のゲージとスケールは?(複数選択可)
回答 件数 割合 割合(前回2017年)
Nゲージ 120 68% 54.7%
1/76~1/87 16.5mm(HOゲージ/OOゲージ/16番ゲージ) 95 54% 56%
1/87 12mm(HOj/HO1067) 35 20% 14.7%
Zゲージ 15 8% 4%
1/80 13mm(JM) 9 5% 5.3%
Oゲージ 4 2% -
上記以外のゲージ 8 5% -
なし(ナローゲージしかやっていない) 16 9% 10.7%

★前回は1/76~1/87・16.5mmが最多でしたが、今回はNゲージが最多。しかも割合が前回の54.7%から68%と大きく増えています。
分析編第1回で記した通り、前回2017年と比べて50代の割合が突出している(概ね、55歳以下の方はHOでなくNゲージで入門されている)、ナローの割合がほんのちょっと・そこそこという方が増えた事も併せて考えると、トミーテック猫屋線の登場などでナロー製品が身近になり、ナローにも手を出すNゲージャーの方が相当に増えた…という事かも。
続く