軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2006第2回軽便鉄道模型祭

土曜日に中野サンプラザで開催された第2回軽便鉄道模型祭を見に行ってきました。今年も去年以上に盛況。会場は人でギッシリでした。
以下、自分のメモを兼ねて感想などを…

木曽モジュール倶楽部(KMC)

KMCは既に何度も公開運転を行っている訳ですが、今回は2線級モジュール中心で集めたとの事。
新作モジュール中心で、今までに何度も見た事がある人でも楽しめる内容でした。

軽便モジュール倶楽部(KBMC)

今回は沼尻がメインテーマで、特に圧巻だったのは川桁と沼尻の駅をほぼスケール通りに再現したモジュール。
写真や線路配置図は今まで雑誌や書籍でさんざん見ていたのですが、立体になった物をこうして見せられて、過去に発表された幾多の写真がアタマの中で繋がったというか、全体像が分かったというか、「そうだったのか〜」と一人呟いてしまいました。
DCCによる運転も、単線でかつ距離の長いエンドレスの場合は「見せる」のに効果的(列車がなかなか来なくて観客が飽きるという事がない)ですね。
しかしKMCにしろKBMCにしろ、ここまでくると集合式モジュールレイアウトというより、複数の作者が合同で作る分割式レイアウトに近いような気がします。
集合式でも分割式でもない、新しいジャンルのレイアウトなのかもしれません。

クリッターズクラブ

新井さんによる「栗倉鉱業所」レイアウトは、実はHOn2(1/87,6.5mm)だったのですが、あまりに手際よく作られているので一般観覧者の方々は気づかなかったかも?
さすがにレイアウトを作りなれているベテランだけあって、単純なフラットベースにせずに手前方の地形を下げ、しかもそこを石垣と坂道としてあったり、レイアウト左側のカーブの外側にズリ捨て線が作ってあって車輌を置いて楽しめる等、全体のデザインが良く考えられています。
ナガウラさんのレイアウトはブログ「陽だまり日誌」で製作過程が随時アップされていましたが、予想通りに良くまとまったレイアウトでした。特に色彩感覚的な部分で、オモチャっぽくもなく、かといってリアル過ぎでもなく、絶妙なバランスを保っている所が常人にはなかなかマネを出来ない部分だと思いました。


日出生交通

管さん+きたむらさん+オノデラさんによるNGJ規格モジュールの集合で、管さんときたむらさんのモジュールは以前にTMSレイアウトコンテストに入賞して記事になっていますし、JAMコンベンションのNGJのブースで展示された事もあったのでご存知の方も多いでしょう。

On30-fans

myabi木下さん主宰のメーリングリストは、Oナローセクションと会員の車輌作品の展示でOナローをアピール。お隣のナローガレージとの共同での「マイティミジェット大集合」の展示もありました。
よく考えてみれば、ここのブース以外、ファン側の展示でHOナロー以外の模型は無かったのですね。ちょっと残念かも。

メーカー&ショップ

今回はモデルワーゲンやエコーモデルのように、普段この手のイベントとは無縁のメーカーも出店していました。
杉山模型、アルモデル、ナローガレージ、夢屋、アートプロなどは鉄道模型イベントには良く出店していますが、こういった直販かそれに近い売り方をしているナロー系のメーカーやお店が増えた事が、軽便祭の成立を可能にしたのかもしれません。ワールド工芸も問屋経由で全国流通しているけれどイベントへの出店は熱心ですし。
ちょっと昔だったら、乗工社とオレンジカンパニーしかナローメーカーが無かったですから、出店料も集まらずにイベントが成立しなかったと思います(笑)
それはさておき、今回注目度が高かった新製品は、杉山模型ディーゼル機関車ロッド付とアルモデルの簡易自走客車の2つでしょうか? あとはワールド工芸のOナロー加藤3トンの試作品展示もありましたが、ワールドは足尾のフォード、加藤3トンとOナローの動力車は出すけれど、引かせる貨車や客車を出す気配が一向に無いのが謎です。

その他気が付いた事など

今回の開場時間は11時から20時まででしたが、さすがに18時頃にはバテていた出展者の方もいました。
「ナローがこんなに良く走るとは!」と驚いている人が結構いました。昔のキャラメルモーターの乗工社プラフレームのトラウマが残っている人が結構多いようです。うまく走らなくてナローを断念した人も多かった様ですし…
昨年の入場者数が500人でしたが、今年は887人とさらに増えたとの事。NGJ内部などでは「日本のナローゲージャー500人しかいない説」が流れていましたが、思ったよりナローに興味のある人って多いのですね。