軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

ミニトレインズ F&Cトレインセット


ミニトレインズの新製品「F&Cトレインセット」(HOナロー9mm)がナローガレージに入荷。さっそく通販でゲットしました。
詳しい解説はナローガレージのWebページを見て頂くとして、要するにHOナロー9mmのアメリカ型風の蒸気機関車と客車のセットであります。

機関車

機関車の大きさはミニトレインズサイズ。即ちエガーバーンと同様のゆったり目のサイズ。1/80や1/76と見立ててもまったくおかしくありません。特に明確なプロトタイプがある訳では無さそうですが、ポーターとかボールドウィンとかその辺りでしょう。
走りは他のミニトレインズ製品同様に快調ですが、しばらく慣らし運転をするのが良いと思います。最初のうちは走りが固い感じがしますが、10分位走らせているとだんだん滑らかになってきます。
入手した個体はキャブが前のめり気味でしたので、一回バラして調整しようかと思いましたが、分解方法がよく分からず。指先でグイグイやってたら「パキッ」という音と共に直りましたが、あまりオススメはしません。

また、テンダーも前のめり気味でしたが、裏返してみたところ、テンダー台車がぐらぐらしています。これは台車を止めているネジを締めてやれば簡単に直ります。


機関車とテンダーの連結はドローバーなのですが、これが意外と面倒。上手く連結するにはコツがいりますし、テンダー側のピンもすぐに折れそうです。ひっくり返して連結した後でリレーラーを使って線路に載せるのが良いかと思いますが、昔のエガーバーンのテンダー機のように普通にカプラーで連結とか、Nゲージの蒸機のように永久連結で良かったのに…と思います。
煙突は別パーツで真鍮挽物製。この形状がイマイチな気がするのはワタシだけでしょうか? 交換用のパーツをどこかで発売してくれれば嬉しいかも。

客車


客車は普通車、合造車、荷物車、郵便車の4両入り。既に指摘されていますが、上回りに対して下回りが小さい感じがします。一回り大きい台車(Nゲージの電車用など)に交換するのも手でしょう。車体のモールドや塗装はすっきりしていますが、荷物室ドアの凹みが浅すぎるのは残念。

床板は嵌め込み式なので車体の裾を広げれば外れますが、屋根は接着されている模様。窓ガラスは成形パーツではなく、透明プラ板を両面テープで貼ってあります。床下のトラスロッドの部分は壊れやすいのであまり触らない様に。屋根の煙突も折れやすいです。この辺りはアフターパーツが欲しいところです。

▲上がミニトレインズ、下が乗工社ミニランド(台車はノンオリジナル)
全体の雰囲気としてはかつての乗工社ミニランドにそっくり(というかそのもの)ですが、上の画像でご覧の通り、ミニランドと長さは同一なれど車体断面自体は一回り大きくなっています。ミニランドはHOナローとは思えない大きさで、TT9かNゲージかという位小さいのです(Tadさんのブログ記事を参照→http://modeling.at.webry.info/201312/article_2.html)。形態としてはメイン2フーターではなく、3フィートナローの客車のショーティ版です。

▲サンデーリバー客車の半分の長さなので、運転には好適

サンデーリバーの客車(珊瑚模型店製品)と比べてみると、このような感じです。車体断面的には大体同じ位の感じですが、F&Cの方が短足の分、裾が伸びている=側板の高さが高いです。台車も一回り小さいです。


9ミリナロー客車製品各種と並べてみたところ。手前左から乗工社ミニランド、ミニトレインズF&Cトレイン、乗工社井笠タイプ、奥左から珊瑚サンデーリバー、トミックスウェスタンリバーRR。トミックスのウェスタンリバーレイルロードの客車(ディズニーランドのアレ)はかなり大きめ。1/80スケールなのもありますが、実車自体がかなり大きいのではないでしょうか?
日本型1/87ナローの井笠タイプと比べてみると、F&Cトレインの車体断面はちょっと大きい感じ。やはりアメリカ型3フィートナロー客車の1/87に近い(けれどもショーティー)のかも知れません。

試しに乗工社の岩手軽便ボールドウィン(1/87)と繋げてみたら、なかなか良いバランスであります。カプラーを交換(本製品はエガータイプのループフックカプラー)した上で、1/87スケールの日本型軽便の機関車のお供にするのも案外良いかもしれません。