軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2017年8月のまとめ

ついこないだ7月が終わったと思ったのですが、気が付いたらあっさりと8月も終わってしまいましたね。
宿題を慌てて消化している学生さんも多いかと思いますが、ワタシは慌てて「今月のまとめ」を書きあげた次第。というわけで2017年8月のまとめをお送りいたします。

今月のイベント

★毎年恒例の国際鉄道模型コンベンション(JAMコンベンション)が8月18〜20日東京ビッグサイトにて開催されました。
詳しくは以下のリンク集をご覧ください。

今月の話題

★今年の軽便鉄道模型祭の記念製品の詳細が発表。「千頭/三塩の酒井3.5tDL 車体エッチング」で、三種類の形態の中から1つを選んで製作出来るキットとの事。

★祭りの中の祭りこと、軽便鉄道模型祭でのクリッターズクラブの持込作品ですが、今年のテーマは「蒸機以外のロッド式動力車集合!」との事。誰でも自由に持ち込めるコーナーですので、該当する作品がある方は気軽に持ち込んでみては如何でしょう?

夢遊仙人さんが戦前の地方私鉄の撮影で高名な牧野俊介氏が昔作られた1/30〜35サイズの西大寺のコッペルと単端の写真をアップされています。

この模型、JTBから出た牧野さんの写真集にも小さく1枚だけ写真が出ていましたが、今回はクローズアップした画像で細部まで見る事が出来ます。
夢遊仙人さんは「昭和20年代の模型らしく」と書かれていますが、ある方の御教示によれば、実はこの作品はそれよりも古く戦前製で、35mmゲージとの事。おそらく日本最初のナローゲージモデルと思われます。
今も現存しているのであれば、何かの機会に拝見したいものであります。

今月の新製品

★トーマモデルワークスからHOナロー「ポーターサドルタンク」キットが発売。上回りはプラキット、下回りはエッチングという構成。動力無しのディスプレイモデルも用意されています。

★同じくトーマモデルワークスから、Oナロー「コッペル4トンBタンク」キットが発売。以前発売されたものは5トン機でしたが、それよりも少々小さいタイプ。動輪もタイヤ絶縁の本格的な物を使っています。

★ホビーメイトオカからは、1/80ナローゲージシリーズとして、遠州鉄道モハ1001タイプ、遠州鉄道レカ1タイプ、越後交通栃尾線モハ207タイプ、井笠鉄道ホジ8タイプ、静岡鉄道駿遠線キハ4タイプ、静岡鉄道駿遠線サハ29タイプ、駒形石材KATO3.5tタイプを発表。一部を除いてJAMコンベンションより発売となりました。いずれもトミーテック鉄道コレクションの動力を使用するキットで、猫屋線に合わせてか1/80を採用しているのが特徴。今のところ直販のみの様です。

★ブログ「火山山麓のレモンイエロー」でおなじみの鉄道青年さんが立ち上げたブランド「浅間模型」から、Oナロー「草軽ホヘ19」が発売。細かいパーツまで含んだトータルキットとなっています。

★コスミックRMからは、HOナローサイズ「機関車覆」「機関車駐泊所」キットが発売。木製合板をレーザーカットしたキットです。

今月のメディア

鉄道模型趣味(TMS)誌9月号では、HOナロー9mmレイアウト「沼山交通軌道線」、およびHOn3レイアウト「クーズ ベイ ランバーカンパニー」が掲載。また前号に引き続き2017TMSレイアウトコンペ入賞作グラフが掲載されており、Oナロー入賞2作品の写真が掲載されています。

★さて、明日からは9月。そろそろ涼しくなってきますが、ナロー鉄模界は10月1日の軽便祭に向けて一年で最も熱い時期となる筈。今年はどのような作品を拝見できるのか、今から楽しみであります。
それではまた来月!