(前回の続き)梅小路公園のN電の次は、お隣の梅小路蒸気機関車館を見学に行きました。
先日30年ぶりに山奥から出てきた1080。安住の地を得て良かったです。
野外ではなく庫の中に展示されているので、写真は撮りにくいかも。編集長敬白でも触れられていますが、つや消し塗装(しかも完全な黒ではない?)されています。なのでディテールがくっきりと見える感じ。実物大シンガーフィニッシュ?
B20もいました。しかしB20ってあんまりカッコ良い機関車じゃないよね。
C5345。C53は模型ではお馴染みですが、実物を見るのは初めて。
動態保存機が格納・メンテされる箇所は、ウエザリング汚れが違います。
「SLスチーム号」として、動態保存されている蒸機が遊覧客車を牽いて展示運転線を走ります。今日はD51が担当。
ターンテーブルでの転回をこんな間近で見る事が出来るんですね。蒸気機関車の音と匂いをたっぷり楽しんだのであります。
資料資料館の中には、故・三ツ矢明氏の3.5インチゲージ軽便蒸機ライブスチーム群が展示されていました。
http://www.mtm.or.jp/uslm/facility/kyu-nijo/museum/live-steam/index.html
鉄道模型趣味(TMS)誌に1990年代に製作記事が発表され、のちに「特殊構造をもつ機関車とライブスチーム」として1冊の本にまとめられた、あの作品群です。
- 作者: 三ツ矢明
- 出版社/メーカー: 機芸出版社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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作品に取り付けられているプレートを見ると、ほぼ1年に1作のペースで製作された事がわかります(照明の関係であんまり良く撮れなかったのが残念)。もっとじっくり見たいところですが、家人をあまり待たせて置く訳にもいきません。後ろ髪を引かれつつ梅小路を後にしたのであります。
(つづく)