みなさんのガソリンカー祭の際の画像を見ていて気になったのが、森製作所製の機関車がさりげなく片隅に写っている事でした。
その森製作所製の機関車も今回たっぷり眺めてきました。「森」というと、蒸気機関車改造のDLで趣味人には有名ですが、産業用機関車も多数製造しており、ここにあるのはその生き残りの貴重な1台。現在レストア中だそうで、エンジンは取り外されています。
なお、森製作所の機関車については、ネットで探しても大した情報は出てきませんので、あれこれ検索するよりネコパブリッシング刊「森製作所の機関車たち」(通称:名取本)を読んだ方が賢明であります。
- 作者: 名取紀之
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 169回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
このようなぶっといチェーンで伝動している訳です。
台枠にはMORIWORKSの刻印。製作時期によって刻印のバリエーションがあるようですが、この個体はいたってシンプルな刻印です。
加藤や酒井と似ていますが*1、キャブの形状などは違います。こういったところが模型で森らしさを出すポイントでしょうか。全体的に幅が狭くスリムな感じがします。模型で作る際には必然的に「乙」にせざるを得ないかも。
運転台はこのようになっています。加藤とほぼ同様ですね。
レストアが完了して復活する日が楽しみであります。
関連するリンク
- 丹羽さんの新作エッチング・キット。 - 編集長敬白アーカイブ(Sea Lion工房の森製作所4〜5トンエッチングキットが紹介されています)