軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2010年2月のまとめ

先月に引き続き今月も静かだったナロー鉄道模型ネット界隈。冬眠中の方が多いのでしょうか? ワタシも仕事が死ぬほど忙しくて何もしていない今日この頃ですが、最後の力を振り絞って今月のまとめを記してみたいと思います(大袈裟な・・・)

今月の話題

★「夢遊生活の日々」さんで「セピア色の写真帖・昭和四十一年二月台湾」がアップ開始。今から四十年以上前に台湾へ四十日間(!)の旅行をした際の写真との事ですが、阿里山ではシェイが活躍、製糖工場も蒸機天国という時代。蒸機のみならず、内燃機関車や内燃動車にも「おおっ!」と思うようなモデラー心を誘うプロトタイプが写っています。順次アップされている途中ですが、この後も楽しみであります。
http://homepage3.nifty.com/762mm/(トップページ)
★「夢遊生活の日々」さんと言えば、Oナローの下津井客車を完成させておられます。モデルスシマ発売の「On30 ボギー客車エッチングキット」に手を加えたものですが、非常に良い感じです。シマ製品のプロトタイプが下津井ホハ1らしいと言う事や、尾小屋のハフ(単車)と下津井ホハ1(ボギー)がほぼ同寸だったという興味深いお話も…。
http://homepage3.nifty.com/762mm/kousakusitsu0.html
http://homepage3.nifty.com/762mm/kyakusya10.html(完成写真)
★先日アルモデルから製品化された日本粘土の北陸重機4トンDLですが、それに関連してとれいん誌のスタッフブログ「モデラーな日々」にて、松井大和氏が興味深いものをアップされています。
http://www.etrain.jp/hibi/hibi.cgi?no=381
1/64スケール、9mmゲージ(すなわちSn2)の北陸重機4トンと鉱車で、プラ板Nゲージパーツで製作したもの。松井さんによれば「かつて企画された鉄道模型の入門者向け書籍用にパイクと込みでこいつを作ろうとした」との事ですが、人形が入手困難という問題に直面した上、本の企画自体がうやむやになって日の目を見なかったとの事。1/64のSスケールはアメリカではSn3がナローファンにそれなりの人気を誇っていますが(日本では古川享さんが熱心なSn3ゲージャーとして知られています)、その他の国で製品が出ているのはニュージーランド位でしょうか。日本型製品ではSn3 1/2が単発的に出た*1程度に終わっていますが、実はこのスケールはある分野では非常に人気であり、日本でも毎月毎月トミーテックから新製品が発売されているのです。・・・そう、ミニカーでは近年定番となっているスケールで、日本ではトミカリミテッドヴィンテージ京商がこのサイズで各種製品化。ミニカーファンには「トミカサイズ」*2などとも言われています。2ftナローを模型化するのにHOナロー6.5ミリでは小さ過ぎると思われる方もいるでしょうし、鉄道模型好きにはミニカー好きも多かったりするので、人形やストラクチャーの問題が解決すれば案外それなりの人気になるかもしれません*3

今月の製品

★少々高価なれど超絶に走りの良いWB12小型動力ユニットでナロー鉄模界を驚かせたクラフトより、この動力を使ったHOナロー加藤3.5トンDL(6.5mm版と9mm版があり)が発売予告。既に試作品は完成して写真が公開されており、現在先行予約受付中との事。車体がダイキャストというのがユニークです。
HOナロー/KATO・3.5tガソリン機関車タイプ完成品・動力付キット(弊社動力ユニットWB12-6.5または9.0)|クラフト|メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
トーマモデルワークスより、6.5mmゲージの低速ウォームギア付き車輪(車輪径4.8mm・モジュール0.2 20:1)が発売になりました。「あまり安くはなりませんが」と言われていますが、完成品を潰して取り出したり、使えるものをあちこち探したりする手間と時間とお金を考えれば、1500円というのは決して高くは無いと思います。
ギア付き車輪できました / Driving wheel set is available. - トーマモデルワークスのブログ / Toma Model Works's blog
6.5mm低速ギア付き車輪を! / Drive Wheels for Nn3 and Z - トーマモデルワークスのブログ / Toma Model Works's blog
★クラシックストーリーより「軽便用枕木セット HO2(軌間6.5mm) コード40専用」なる品が発売。既に9ミリゲージ版が発売されていましたが、追加で6.5mm版が発売されたもの。「乙」関連も商品が徐々に充実してきましたね。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/sakatsu/1193par0002.html
★2月末日までに予約が規定数に達したら製造するというモデルワーゲンのHOナロー木曽の酒井製124号機ですが、本日現在まだ目標数に達していないとの事。最後の追い込みで注文が集まれば良いのですが、どのような結果になるでしょうか?
http://www.modellwagen.com/product/09134.html

今月のメディア

★TMS(鉄道模型趣味)誌3月号に管さんの回転粘土鉱山レイアウトが掲載。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
TMS2010年3月号を読む - 軽便鉄模アンテナ雑記帳

今月の番外

★あまりナロー鉄道模型とは関係なく、また東京ローカルなニュースですが、カメラ・家電量販店のさくらやが2月末日で全店閉店。鉄道模型やプラモデルを扱っていた新宿ホビー館も閉店となりました。
ベスト電器、さくらやを清算。全店を2月28日に閉店 - デジカメ Watch Watch
さくらやは量販店で鉄道模型を扱い始めた嚆矢。カメラや家電では他の量販店に押されて近年はパッとしなくなっていましたが、ホビー館だけは賑わっており、品揃えもヨドバシやビックカメラよりも良かっただけに、鉄道模型に限らずショックを受けている人は多い様です。親会社のベスト電器の経営悪化が原因のようですが、この出来事が鉄道模型業界に対しても何らかの影響を与えるかもしれません。LAOXといい、量販店ですら淘汰される時代になりつつあるという事でしょうか?

★というわけで、ネタが無い様でいて、こうして記してみると実はいろいろあったナロー鉄模界。来月はどうなる事でしょうか?
それではまた来月!

*1:天賞堂国鉄蒸機と、25年程前に出たアダチの大井川鉄道井川線の車輌がありました。1980年代初期にSn31/2の製品化を画策していたメーカーがあった事が昔のTMSミキスト欄で記されていましたが・・・

*2:実車で5ナンバー枠一杯のクルマをトミカの標準的サイズにすると、大体1/64になります。また通常のトミカと異なりトミカリミテッドヴィンテージでは1/64統一スケールになっています。

*3:トミーテックではトミカリミテッドヴィンテージに合わせて1/64のストラクチャーを企画しているようで、ネコ・パブリッシングの「モデルカーズ」誌に1/64スケールの交番の試作品の写真が掲載されていました。