今日は3月31日、2009年度が終わり、明日からは2010年度。桜も大分咲いてきましたね。
先月、先々月と静かなナロー鉄模界でしたが、春が近づくにつれ少しずつ動き出したようです。というわけで、窓から夜桜を眺めつつ、2010年3月のまとめを書いてみたいと思います。
今月の話題
★ナロー鉄模界ではSn3ゲージャーとして有名な古川享さん(http://twitter.com/SamFURUKAWA)が、銀座にて写真展「コロラド山岳鉄道の魅力」を開催されました。
さらに、時をほぼ同じくしてアメリカのナローゲージ鉄道模型専門誌・N&Sガゼット誌に古川さんのレイアウトが掲載されています。
★日本でもOナローボギー客車プラキットなどでお馴染みだった、イギリスのChivers FineLinesが業務を終了する模様。客車プラキットは気軽に組み立てられて日本のOナローファンにも人気だっただけに残念な話です。チバースは昔はOO9のホワイトメタルキットをいろいろ出していたのですよね。
今月の新製品
★モデルワーゲンが「木曽の砂利運搬車」の製品化を告知。ディスプレイモデルとして割り切った設計でロスト主体の構成。複数求める方が多かったのか、発売前にすでにご予約完売となっています。
★ペアーハンズのOナロー縦型ボイラーロコキット(動力はパワートラック)がようやく発売になった模様。また同社Webページを見ると、Oナロー用の木箱とバケツも発売になった様です。入手された方のレポートをお待ちしております。
★クラフトからは同社WB-12動力ユニットを使うHOナロー9ミリ/6.5ミリのKATO・3.5tガソリン機関車が発売。車体にダイキャストを使っているのが珍しいです。キットと完成品の両方があります。
★ナロー関連の目に付く新製品はあまりありませんでしたが、レイアウトアクセサリーとしてタミヤの新製品・1/48コマツブルドーザーのプラモデルが話題に。詳しくは以下をご覧下さい。
★同じくOナロー用レイアウトアクセサリーとしては、エブロの1/43マツダCT(幌なし)/CTL(幌あり)三輪車も注目する方がいるのでは? 今までHOやNサイズでもダイハツやマツダのオート三輪は何回も製品化され、1/43でもエブロから既に発売されていますが、いずれも末期の丸ハンドル・密閉キャビンのモデル。それにたいして今回のマツダはバーハンドルの1950年代のモデルなのがポイントです。
1/43 EBBRO マツダ CT/1200 1950 幌無し グレー/ブラウ
- 出版社/メーカー: エブロ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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EBBRO 1/43 マツダ CTL/1200 1952【幌有り】 グレー/ブラウン
- 出版社/メーカー: エムエムピー
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- マツダ CTL/1200 1952 (幌有り) (グレー/ブラウン) (ミニカー) - ホビーサーチ ミニカー(詳細な写真あり)
- マツダ CT/1200 1950 (幌無し) (グレー/ブラウン) (ミニカー) - ホビーサーチ ミニカー(詳細な写真あり)
★ナローのネタとして良く使われているKATOのNゲージポケットラインシリーズが久々に再生産予告(5月予定)されています。
動力ユニット単体(チビ客用、チビ凸用)はBトレインショーティー用動力としてちょくちょく生産されて市場に出回っていますが、B型蒸気である「チビロコ」はナロー蒸機の下回り用として欲しくなる方がいるのでは? もっともモーターは入っていなくて、動力入りのチビ客に押されて走るのですが・・・。バラックモデルさんがさっそくチビロコ動力化の記事をアップされていますので、ファイトのある方はチャレンジしてみては如何でしょう?
★KATOといえば、今月中旬にNゲージ富山ライトレール(ポートラム)の動力台車分売パーツが発売になったようですが、あっという間に売り切れてしまった模様。
さて、来月は月末に東京・浜松町で「鉄道模型市」が開催されます。既にナロー関連の新製品の噂が複数流れていますね。楽しみであります。
それではまた来月!