早いもので5月も今日で終わり。この春に就職・進学した方は5月病になっていないでしょうか…なんて余計な心配をする今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか? ワタシは仕事が忙しくて5月病になるヒマもありません(苦笑)。
…と、愚痴はさておき、この1ヵ月の軽便鉄道模型界を振り返り、2012年5月のまとめをお送りいたします。
今月の話題
★最近、日本のナローファンの間でも徐々に人気が出ているのがアメリカ型HOn3ゲージ(1/87・10.5mm)。アメリカの3フィートナローを模型化した製品が古くから多数発売されていましたが、最近ではプラやダイキャストを使った量産完成品まで発売され、Nゲージと同じように手軽に楽しめるようになりました。日本のナロー鉄模界でも「黒石病」なる謎の病?に感染するモデラーが多数発生しているのはご存じの通りです。今までは道床付線路が存在しないのが難点でしたが、ついにブラックストーンモデルズ社よりHOn3用10.5mmゲージプラ道床付線路の発売が告知。ジョイナー部分はKATOユニトラックのユニジョイナーと互換。カーブ半径はR480との事。これをキッカケに「黒石病」患者がさらに増えるかもしれませんね。
★仙台のコンさんが「暴言」と前置きした上で、「HOeではフルスクラッチに挑戦するという気概が感じられません」とある種の問題提起をされ、それに対して様々な意見が寄せられました。
- Porter Mining0-4-0(16)、shortenning the smoke box - コンちゃんの模型日誌
- HOナローの自作が少ない? - Togetter(ツイッター上の関係するつぶやきを集めたもの)
ナロー、特にHOナローは車輌工作派もいればレイアウト派も多いゲージ。皆さん如何お考えでしょうか?
今月のメディア
★鉄道模型趣味(TMS)誌6月号は、前号に引き続きOナロー(1/46)フルスクラッチの頚城コッペルの製作記事が掲載。小林信夫氏の連載は「段ボールで作る 小さな鉱業所」と題してOナロー用の金鉱山のストラクチャーを紹介されています。
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- 鉄道模型の総合サイト etrain.jp
- けむりプロ監修『忘れ得ぬ鉄道情景』: 蒸機時代の北海道(雑記帳)
- 『忘れ得ぬ鉄道情景 No.1』が発行されます!:羅須地人鉄道協会まきば線にようこそ:So-net blog
- 最新刊の素晴らしい鉄道写真集 忘れ得ぬ鉄道情景 ( 鉄道、列車 ) - 歴史・建物・木造旅館・庭園探訪・DIY・鉄道・自動車のよもやま話 - Yahoo!ブログ
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- 講談社刊「究極のナローゲージ鉄道 せまい鉄路の記録集」の感想 - Togetter
- http://hamatonbetu.asablo.jp/blog/2012/06/02/6465484
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今月の新製品
★今までは海外のナロー製品の輸入通販サイトという印象が強かったナローガレージですが、以前より扱っていたペアーハンズOナロー製品に加え、アルモデルOナロー製品と、トーマモデルワークスHOナロー製品の取り扱いを開始しました。
アルモデルもトーマモデルワークスも自社で直接通販していますが、ショッピングカート式でないと苦手…という方や、まとめてあれこれ買いたい方には喜ばれるかと思います。
★Oナローに動力装置が転用できるかも…と話題のKATO-HOのEF510は月末ぎりぎりで発売された模様。動力装置を前にOナローへの転用プランを練っている手の早い方もおられるのでは?
★さて、明日からは6月。そろそろ梅雨ですね。7月のJNMAや8月のJAMに向けて、ナロー関連各社は新製品を計画しているとの噂も聞きます。新製品が出る前に在庫(罪庫?)のキットをガンガン組み立てて消化するのも良いかも。コンさんの言葉に発奮して、フルスクラッチにチャレンジする方もいるかも知れませんね。
それではまた来月!