蒲田の鉄模連ショウにて、アルモデルの新製品「アルパワーHO-24.5/HO-26」が発売になっていたので買ってきました。
★一言でいえばアルモデル版パワートラックです。キット形式になっていますが、ほぼ折り曲げとネジ止めで組み立て可能なのが売りの製品。今回発売になったのは先行販売分の様で、説明書も「暫定版」と書かれたモノクロコピーでした。
★説明書は暫定版ゆえに多少解りづらい箇所がありました。以下、これから組み立てられる方向けのメモです。
★説明書にあるエッチングパターンの図はHO-26のもので、HO-24.5は部品の配置パターンが多少違い、一瞬戸惑うかも。
★「モーター取付孔と端子部を内側(折り曲げミゾの面)に直角に折り曲げます」とありますが、最初「端子部」が何を意味するかよく解りませんでした。組み立てを進めていく内に解ったのですが、下の画像で指している部分なのです。
ここがモーターの端子に差し込まれることにより、車輪からの電気がモーターに流れる訳です。ワタシはほぼ組み立て終わってからようやく気がついて、組み立てをやり直す羽目になりましたが、皆さんは忘れずに曲げておいて下さい。
★車輪の「絶縁側」というのも、工作初心者やNゲージで育った人にはピンとこないかも。車輪と車軸の間に黒いブッシュ(絶縁ブッシュ)がある側が「絶縁側」です。絶縁側は車輪→集電ブラシ→モーターと電気が流れますが、非絶縁側は車輪→車軸→本体→モーターと電気が流れるのです。
★エッチングパターンには角ワッシャーや丸ワッシャー、ラグ板が多数含まれていますが、これらはおまけパーツであって通常は組み立てには使いません。組み立てる際にアチコチにワッシャーを入れなきゃいけない…って訳ではないので、ご安心あれ。
★センターピンだけは半田付けする必要があります。ワタシは二軸車(ミルウォーキーDL)に使うつもりなので取付を省略しました。このパーツは本体折り曲げ前に半田付けしてしまうと良いかも。
★組み立ては特に難しい箇所もなく、15分もあれば完了します。特に調整しなくても一発で動き、走りもスムーズでした。
★上の写真で前後に出ているベロですが、ここにケーディーNo.5を取り付けられるという設計。使わない場合は切り取ってしまっても良いのですが、床板への取付用のステーとしても使えそうですね。
(2022/7/31追記)
以下、松本製作所さんの組立レポツイートですが、モーターを固定するネジを締めすぎると動かなくなる模様。もし動かないという場合はチェックしてみてください。
昨日買ったアルパワー、昨日のうちに15分程度で組立て。最初全く動かずイライラしたが、モーターを固定する2本のネジを締めすぎていたのが原因でした。江ノ電1000の動力としては性能申し分ナシと思われる。 pic.twitter.com/XGSay2pXaO
— 松本製作所 (@buwoochan) June 24, 2018