皆さん注目のトミーテック鉄道コレクションナローゲージ80「富井電鉄猫屋線」ですが、間もなく発売予定の第3弾の試作品が第13回軽便鉄道模型祭、及び第54回全日本ホビーショーで展示、さらに第4弾と来年の新企画「富別簡易軌道」の予告もされるという状況。さっそく画像にてレポートしたいと思います
★既に予約受付もされている第3弾は、L型DLとホト・ホワフのセットと、凸型DLと客車のセットの2種。このうち客車については第1弾の気動車の車体の流用(前面だけ2枚窓から3枚窓に変更されている)ですが、DLと貨車は新金型であります。
トミーテック ジオコレ 鉄道コレクション 鉄コレ ナローゲージ80 猫屋線貨物列車 (DB1+ホト1+ホワフ1) 旧塗装セット ジオラマ用品
- 出版社/メーカー: トミーテック(TOMYTEC)
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トミーテック ジオコレ 鉄道コレクション 鉄コレ ナローゲージ80 猫屋線客車列車 (DB1+ホハフ11) 新塗装セット ジオラマ用品
- 出版社/メーカー: トミーテック(TOMYTEC)
- 発売日: 2017/12/01
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▲DLは割合ゆったり目の大きさ。エガーバーンやロコインターに慣れた身には心地よく感じる大きさです。
▲木造貨車はプラならではの凸凹感。しかも組み立てる手間が要らず、プラで軽いのみ有り難い話です。
▲DLおよび貨車のパーツ状態。DLの動力は画像の上の方に見えるTM-TR02<2軸電動車用B>(N鉄コレ秋田中央交通デワ用に発売されたもの)を使用とのこと。
▲DLのパーツ構成。ボディは一体成型でなく、コアとなるユニットに側面、前面、上面を取り付け、床板とキャブを合体させる構成。単純に一体成型にしないのは、今後の展開を考えているのではないでしょうか?
▲凸型DLを真横および上から見たところ(この2枚のみホビーショーにて撮影)
第4弾
▲ポスターによる予告のみですが、荷台付気動車とトレーラーのセットと、バス窓DCと木造客車のセット。
荷台付気動車とトレーラーは前面丸妻・一段窓の新しい車体。バス窓DCは第2弾「キハ11白帯塗装」の色変え、客車は第2弾のWルーフ客車をシングルルーフ丸屋根化、かつオープンデッキ化したものの様です。屋根や妻板が別パーツ故に、組みかえる事で容易にバリエーションを作れるという事でしょう。
富別簡易軌道線
▲軽便祭の猫屋線ブース、レイアウトと第3弾試作品の他に、このようなディスプレイが…。「何かの宗教的儀式なのか?」「土を掘ると新製品が出てくるんじゃないの?」とウワサしていたのですが、開場後しばらくすると…
さきほど、軽便鉄道模型祭 #猫屋線 ブースにて 関係各位ご臨席のもと、富別簡易軌道の起工式を執り行いました。
— ジオコレ【トミーテック公式】 (@tomytecdiocolle) 2017年10月1日
2018年の開業を目指しております。 #簡易軌道 pic.twitter.com/3hGCzOdblu
ザ・動物80「乳牛」(左下に試作品の写真が見えます)の発売予告がされたのは、この伏線だったのですね!
▲当日会場で展示されたイラスト。文章による説明は一切なしでしたが、簡易軌道のミルクカーですね。台車や床板は第3弾のホトと共用するものと思われます。それであればミルクタンクだけ新金型を起こせば済みます。
簡易軌道というと自走客車ですが、これは第2弾のバス窓気動車の前面+車体本体部分のみ新金型で出来そう(ベテランモデラーの方なら、昔のTMSに掲載さえた乗工社キハD20キット改造の簡易軌道自走客車を思い浮かべるかも)。バス窓気動車の前面がやけにアッサリしているのも、自走客車への使いまわしを最初から前提にしていたのでは?
機関車も第3弾のDLのL型の方の色変えで出来そうですし、台枠部分(加藤や酒井のような産業用機関車の鋳鋼台枠風になっている)を使いまわしてボンネットとキャブを新金型…という事も考えられます。