軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2018年6月のまとめ

関東地方ではあっさりと梅雨が終わってしまった様で、猛烈な暑さでヘロヘロな今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
大阪では大きな地震が起り、ネット上で大切な模型が落下その他で壊れてしまった事例を見て心を痛めております。災害には注意しなければなりませんね。
さて、6月も今日で終わりと言う事で、月末恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。

今月の話題

★IORI工房がナロー用朝顔カプラーの試作品を発表し、発売を予告。その予告に対するナローゲージャーの皆さんの反応がなかなかのものだったので、カプラーに関するアンケートを実施しました。

乗工社やアルモデルのコの字ピン式カプラーの利用率が高い事(その次がケーディー)、IORI工房のカプラーへの期待が高い事が伺えます。
なお、IORI工房の「アサガオ型連結器」各種は、7/1のJNMAフェスティバルから発売になるとのこと

今月のメディア

★とれいん誌2018年7月号では、「世界で一番新しい蒸気機関車 上野の亀の子」と題して、成田ゆめ牧場・羅須地人鉄道協会まきば線に登場したB型サドルタンクの製作記が掲載。とれいん創刊号の「僕の心象鉄道 山吹軽便鉄道の話」の話題から始まっており、古くから(大昔から?)のナローファンにはジーンとくる方もいるかも。
模型の方ではHOナロー6.5mmのミニレイアウト「Moonlit Village mining railway(月夜里鉱山鉄道)」が掲載。300×600のスペースに2つのエンドレスを持つ立体感あふれる鉱山鉄道風レイアウトです。
栂森さんの連載「カバン線をつくろう」ですが、5回目の今回は「トンネル,駅ホームの位置決めと線路敷設」。通常のレイアウト製作記事ではなかなか解説されていない部分に言及されているので、これからミニレイアウトを作ろうという方には一読をお勧めします。

今月の新製品

トミーテックより、鉄道コレクションナローゲージ80 猫屋線の第4弾、「キハ7・ホハフ20形旧塗装」と「キハ12・ホハ2型新塗装」が発売。キハ7・ホハフ20は1段窓・丸妻の車体でキハは荷台付き、キハ12・ホハ2は第2弾の色変えと小変更によるバリエーションです。

鉄道コレクションナローゲージ80は、続いて月末に「富別簡易軌道」が発売。昨年の軽便祭にて予告されていたシリーズで、「自走客車 はまなす号+ミルクタンク車セット」と「自走客車 あおぞら号+無がい車セット」の2種が発売。

★エムズコレクションから、猫屋線用と銘打った1/80ストラクチャーキット「軽便車庫」と「軽便詰所」が発売。いずれもレーザーカットによるキットです。

★ナローガレージから、モジュール0.25のギア類が発売。廃業した「だるまや」が発売していたモジュール0.25ギアと同一の寸法・材質による代替品で、だるまや廃業でM0.25ギヤの入手に困っていた方には朗報でしょう。

★モデルワーゲンからはHOナロー「王滝の大型B客No.14」「尾小屋のハフ1〜3」キットが発売。尾小屋の方は夏姿(窓が開いている)と冬姿(窓が閉じている)が選択できる構成になっています。

★モデルスIMONからはHOナロー「井笠鉄道ホジ1・ホジ100」キットが発売。かつて旧乗工社が発売していた製品の改良版ですが、乗工社時代よりもディテールが細かくなっています。

★建築模型材料を発売している光栄堂から1/50人物模型が発売。ABSのインジェクションによるもので8体入り980円と比較的廉価。日本人をモデルとしている様で、Oナローレイアウトに使える製品。デザイン用品店などで販売されています。

★さて、明日からは7月。これからますます暑くなるかと思いますが、熱射病にはくれぐれもお気を付け下さい。
それではまた来月!