軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2017年10月のまとめ

秋だというのに週末毎に台風だの大雨だのに見舞われる今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?
早いもので今日で10月も終わり。という訳で、月末恒例「今月のまとめ」をお送りします。

今月のイベント

★本邦ナロー鉄模界最大のイベント「第13回軽便鉄道模型祭」が10月1日に東京・人形町の綿商会館にて開催されました。

詳細は以下のレポートリンク集をご覧ください。

★鉄模連改め日本鉄道模型協会主催の「第41回日本鉄道模型ショウ」が10月21〜22日に東京・蒲田の大田区産業プラザ(PIO)にて開催。今年はナロー関連のメーカーは出展を見送ったところが多く、ナロー鉄模ファンには以前ほど興味を持たれていない様子。
ナロー関連で興味を引くものとしては、まゆ模型のブースに展示されていたという1/24・32mmナローの「千里山生活協同軌道」なる作品(試作品?)でしょうか。今のところ非売品の様ですが、今後特製品としてリリースされることがあるのかも…。

今月のメディア

RM MODELS誌2017年12月号では軽便鉄道模型祭の写真レポートと、猫屋線改造コンテストの結果発表が掲載。猫屋線コンテストの方は情景部門の上位入賞作の写真が掲載されています。車輌部門の写真の掲載は今後の様ですが、入賞作にはSNS上で見かけた作品もいくつかありますね。

とれいん誌2017年11月号では「カバン線をつくろう」と題して栂森さんによるナローレイアウトの新連載がスタート。車輌関連では大之島鉄道さんのOナロー「宇島鐵道のコッペルと客車」も掲載。連載「線路は続くよいつまでも」では妙見山シグナス森林鉄道が取り上げられています。

鉄道模型趣味(TMS)誌2017年11月号では、レイアウトコンペ入賞作のOナローモジュール「山里を悠々と駆ける あの頃の鉄路」が掲載。今年の軽便祭でOナローモジュールクラブで展示運転されていたので、現物をご覧になった方も多いでしょう。
また「リオグランデ・ナローのミカド機」と題して、アメリカのナロー蒸気機関車、K-27とK-28の写真による実物解説記事が掲載。アメリカ形HOn3に入門しようという方には参考になるでしょう。
★軽便祭に合わせて、南軽出版局から軽便鉄道模型祭講演録「軽便讃歌VII」と「阿里山森林鉄道1966-1968」が発売。双方共に一般の書店ルートでの流通はしておらず、通販または一部取扱店(書泉グランデなど)での販売となります。

今月の新製品

★アルモデルからはHOナロー「軽便こども客車」キットが発売。愛知こどもの国の客車がプロトタイプの様で、メーカーの言葉を借りると「70年代遊園地風」の客車です。

★トーマモデルワークスからは、既発売のHOナロー13トンシェイキットの改造パーツ「HOn 魚梁瀬シェイパーツセット」が発売。
★道楽ぼーずからは、Oナロー「鉱石トロッコ」キットが発売。鉱山鉄道で使われるダンプトロッコで、実物通りのアクションが可能なのが売りです。

★ナローガレージからは動力ユニット「NパワーV」が発売。モーター立て置き方式の9mmゲージ小型動力ユニットで、HOナローの小型機関車向きの製品です。

★城東電軌からはHOナロー「加藤10トン坑内用機関車」キットが発売。上回りのみのキットで、動力はナローガレージ製品を使う設計とのこと。

尚、本製品はナローガレージ、エコーモデル、阿亮鉄道模型社、モデルスイモン、札幌コムモデルで取り扱いとのこと。

今月の気になるページ


★桜山軽便さんのブログで、軽便祭で展示されて大いに注目されたOナロー新作モジュールについての製作メモがアップされています。

なかなか参考になりますので、レイアウト派の方は要チェックです。

★さて、明日からは11月。いよいよ冬が近づき寒くなってきますね。体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
それではまた来月!