軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

箱根の山の小さな駅


昨日は午後からに箱根に行って、ちょっとだけ箱根登山鉄道に乗ってきました。
といっても、鉄目的で箱根に行った訳ではなく、温泉に入ってゆったりする事が目的(正確には、平日の空いている箱根に一泊して温泉に入ってゆったりまったりする事を目論む家人のお供兼運転手)だったのですが、湯本のホテルにチェックインしてから夕食までの時間に、一駅分だけ往復乗車してきたのです。
当日(4/15)は震災による電力不足の影響で小田急ロマンスカーは全面運休、登山電車も間引き運転で30分間隔。そして勿論平日の夕方という事もあって箱根湯本の駅はひっそり。そういえば箱根湯本駅の駅舎はいつの間にか建て替えられて今風のオシャレな建物になっていますね。

山を下って来たのはトミックスのNゲージでお馴染みのベルニナ号1000型。模型化されているのは登場当時の形態ですが、現在は冷房改造された上、中間車が増結され3両編成になっています。塗装はリバイバルで登場当時の塗装に戻されていました。


一駅だけ乗って到着したのは塔ノ沢駅無人駅です。
駅員もいませんが、お客も私以外一人もおらず、まるでネットや書籍に出てくる「秘境駅」の様です。もっともシーズンにはそれなりに多数の人が乗り降りするのでしょうが…


小さな駅ですが、整備はしっかりされていて、駅舎も新しく、汚らしい感じなど微塵もありません。

この駅は両側をトンネルに挟まれています。両方のトンネル共に入り口が複線になっていますが、このトンネルの中にポイントがあるのです。

箱根湯本側のトンネルポータル(近年改良工事されたもので真新しい)の上が上下ホームを結ぶ通路になっています。よく見ると両脇に階段があり、薄緑色のフェンスがある事がおわかり頂けるかと思います。そうそう、箱根登山は架線柱のトラスビーム部分が緑色に塗られており、良いアクセントになっていますね。


こんな山中の無人駅なのに、パスモICカード乗車券)をタッチする機械がちゃんとあります(ちなみに券売機はなく、普通の乗車券は電車の車内で車掌から購入します)

駅前には一軒だけ小さな商店があります。猫の額程のスペースに合わせて小ぶりである辺り、まるで模型のレイアウトの建物の様です。

プラットホームの脇(…というよりホームに直結しています)には何と銭洗弁天があります。

まったくもって鉄道模型のレイアウトの駅の様だな…と感心しつつ、やってきた電車に乗って箱根湯本へと戻りました。

帰りに乗ったのはモハ2型。下回りは更新されているとは云え、車体は相当に古い(1950年代製)筈。しかししっかり手を入れられており、古臭く汚い感じはまったくしない事に感心しました。


箱根登山といえば山中の写真が書籍その他では多いですが、箱根湯本を出て直ぐの急勾配もインパクトがありますね。


こうやって見てみると、これまた鉄道模型のレイアウトの様です(動画はクリックすれば再生されます)

そうそう、箱根登山タクシーが電気自動車・日産リーフを導入していて、湯本の駅前で客待ちしていました。前後のクラウンコンフォートと時代感?があまりに違いますね。40〜50年後に「平成20年代風レイアウト」としてこのシーンを忠実に再現したら、「レイアウト上のミニカーの時代設定に統一感が無い」とか叩かれそうです(笑)