軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2013年9月のまとめ

今日で9月も終わり。残暑も和らぎ、すっかり涼しくなりましたね。軽便鉄道模型祭を間近に控え、準備に余念のない方もおられるかと思います。
というわけで、月末恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。

今月の話題

★軽便祭に向けて製作中の作品がネット上で続々とアップされていますが、これについては「前夜祭」として別記事で取り上げたいと思います。
★1950〜60年代の鉄道写真を多数アップしていた「北総レール倶楽部」のサイトが閲覧不可能になっている件が話題となりました。作者の方が急逝され、ドメイン名の更新が出来なくなったのが原因の様ですが、ナローの貴重な画像も多かっただけに残念でなりません。トップページ含め多くのページは消滅していますが、一部についてはまだ残っており、またInternet Archiveに不完全ながらアーカイブされています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

今月の新製品

★トーマモデルワークスから、HOナロー西大寺コッペル1-3号機キットが発売となりました。

西大寺と銘打っていますが、西大寺コッペルの特徴であるラッキョウ煙突だけでなく、通常の煙突も含まれており、標準的な20HPコッペルとして組み立てる事も出来ます。

今月のメディア

日本の内燃動車 (交通ブックス)

日本の内燃動車 (交通ブックス)

★実物関連の書籍ですが、内燃動車研究で知られる湯口徹氏(昨年の軽便祭プレイベントでも講演されましたね)の新刊「日本の内燃動車」(交通ブックス)が発売になりました。創世記から現代の第3セクターのディーゼルカーに至るまでの内燃動車(ガソリンカー/ディーゼルカー)の通史で、軽便の気動車の歴史についてもしっかりと記載されています。
湯口さんの本ではネコパブリッシングから出た「内燃動車発達史」(上下)という超力作がありますが、価格が高いだけに手を出すのを躊躇していた方も多いと思いますが(ただしそれだけの価値あり!)、この「日本の内燃動車」は1890円と手頃な価格。模型ファンにもお勧めの一冊です。

写真で綴る昭和の鉄道施設 東日本編 (NEKO MOOK)

写真で綴る昭和の鉄道施設 東日本編 (NEKO MOOK)

★chitetsuさんによるストラクチャー資料集「写真で綴る昭和の鉄道施設 東日本編」が30日に発売されたとの事。日本型レイアウトを作ろうという方にとって、必携の資料となりそうな書籍であります。

とれいん 2013年 10月号 [雑誌]

とれいん 2013年 10月号 [雑誌]

RM MODELS (アールエムモデルス) 2013年 11月号 Vol.219

RM MODELS (アールエムモデルス) 2013年 11月号 Vol.219

鉄道模型雑誌各誌では、先月開催された国際鉄道模型コンベンション(JAM)の模様が取り上げられました。特にとれいん誌とRM MODELS誌は協賛している事もあってか、かなりの分量で紹介されています。
鉄道模型趣味 2013年 10月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2013年 10月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌10月号ですが、ナロー関連の記事が多い号でした。おなじみ小林信夫氏の連載ではOナローの自由形単端の作り方が、連載中のNMRCクラブ競作の記事でナロー9mmのフリー気動車が掲載。レイアウト関連記事ではHOナロー9mmの市街地路面線レイアウト「桜山軽便鉄道軌道線」が掲載。また、TMSレイアウトコンペ入賞作のグラフには、軽便鉄道模型祭に出展されるであろうレイアウトの写真も出ていますね。こちらは現物を拝見するのが楽しみであります。

★来週はいよいよナロー鉄道模型界最大のイベント、軽便鉄道模型祭です。どんな作品が拝見できるのか、楽しみであります。
それではまた来月!