池袋芸術祭が無事終わってホッとしていたら、お花見をする間もなく桜が散ってしまい、いまいち納得できない今日この頃。みなさん如何お過ごしでしょうか?
さて、3月も今日で終わりということで、月末恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。
今月のイベント
宮下洋一・ジュニア山地 二人展
2023年3月25日(土)から4月9日(日)までの日程で、東京・巣鴨のさかつうギャラリーにて「Faded Memories<色褪せし記憶> 宮下洋一・ジュニア山地 二人展」が開催されています。
- Faded Memories 宮下洋一・ジュニア山地 二人展 – さかつうギャラリー
- 吊り掛け電車をもとめて: さかつうギャラリー二人展、はじまりました。
- 吊り掛け電車をもとめて: お知らせ さかつうギャラリーで二人展開催します。
宮下さんの個展は毎年春の恒例になっていますが、今回はジュニア山地さんとの二人展に。ジュニアさんの作品は公開イベント等で展示された事が今まで殆どありませんでしたが、ご覧になればその素晴らしさが分かろうというもの。宮下さんが「二人展」という形で多くの人に紹介したくなったのがよく理解できます。
第2回 3D鉄道模型まつり
2023年3月11日(土)・12日(日)に、東京・荒川区のムーブ町屋ギャラリーにて「第2回3D鉄道模型まつり」が開催されました。
今回、ナロー鉄道模型界隈では「ウサギミック」と「コメットモケイ」の2つのガレージキットブランドに注目が集まった模様。
特にコメットモケイが出展・発売したHOナロー酒井3.5トンは、プロポーションの良さや3Dプリントに付き物の積層痕の少なさで林鉄モデラーを唸らせています。
3D鉄道模型まつりチラシ用文言と写真を送信しました。出展予定の約1/150岳南デキ1と凡そ1/87酒井3.5tです。#3D鉄道模型まつり pic.twitter.com/7j49sHMJEe
— コメットモケイ (@cometmokei) January 24, 2023
界隈で人気のブツが
— ノギス五郎(家元)@四噸☆倶楽部 (@Nabetoro) March 24, 2023
うちにも届いた!!
いにしえのITOWORKSのエッチング板と、自作動力による同機と並べて見た。
某社と違い、エンドビームの前後の違いもちゃんと作り分けている。
あんたはエライ!!#コメットモケイ#酒井C16#ナローゲージ pic.twitter.com/e4ukXXyqFa
コメットモケイのC16酒井DL。取り敢えず(俺設定)尼崎営林署蓬川森林鉄道の緑色と、実車の水窪森林鉄道色っぽい三色塗りを吹き付け。Hゴムとか細部はこれから。あと猫山林鉄の運材台車はここ迄、次は材木とドローバー部分どうするか考え中です。 pic.twitter.com/ND4d7v67G0
— Kitamura (@eXhEJNUt6KLONhm) March 23, 2023
今月のメディア
鉄道模型趣味(TMS)
鉄道模型趣味(TMS)誌2023年4月号に掲載の白土貞夫氏「銚子電気機関車鉄道デハ101一代記」の中で、銚子デハ101の前身である762ミリ軌間の軽便電車・下野電気鉄道デハ103の貴重な写真(宮松金次郎氏撮影)が掲載されています。花巻電鉄鉄道線のデハ1~3(馬面電車ではない方)と同型ですが、活躍している姿の写真は過去に見た記憶がありません。この電車の台車が銚子ホデハ101→デハ101に流用され、東武博物館と上毛電鉄で保存・展示されているのはご存知の方も多いでしょう。
フォト・アルバム 軽便の四季
イカロス出版から笹本健次氏の写真集「フォト・アルバム 軽便の四季」が発売になりました。- イカロス出版オンライン書店 | 商品詳細(イカロス出版公式・内容見本あり)
昨日のお買い物書籍編その1
— Sashi (@Sashi_762) March 12, 2023
フォトアルバム「軽便の四季」
大きな写真と現代の印刷で眺める軽便風景。
栃尾線は電車+客車だけでなく電気機関車+客車の列車も走っていたのか。 pic.twitter.com/uv7qYxnZwX
今月の新製品
★ナローガレージよりHOナロー「雨宮タイプBタンク蒸気機関車」キットが発売。ホワイトメタル主体のキットで、組立済動力装置も付属。昔のいさみや雨宮Cタンクを思わせる製品であります。
キットが完成しました。ご明察の通り、雨宮タイプのBタンクです。
— ナローガレージ (@Rb02fLflvkJ9jga) March 30, 2023
巷では雨宮がブームのようですが、このキットは昨年の軽便祭からの持ち越しで、決してブームに乗ったものではありません・・・。 pic.twitter.com/OWDN1tNOSe
★モデルワーゲンよりHOナロー用「運材台車用材木」が発売。3Dプリントレジンによるもので塗装済みと未塗装の二種。ホームページにて完成品をどのように塗装しているかの詳細も記されているのが親切ですね。
★さて、明日からは4月。新学期・新年度でありますが、月末には鉄道模型市が浅草から浜松町に戻って開催との事。それに合わせてまた新製品も出てくることでありましょう。
それではまた来月!