軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2014TMSレイアウトコンペ

19日発売の鉄道模型趣味(TMS)誌8月号にて、「2014TMSレイアウトコンペ」の結果発表が掲載されました。
★本雑記帳定番のネタである入賞者の年齢層ですが、今回は以下の通りでした。

  • 入選 40代1名
  • 佳作 50代4名 40代1名
  • 準佳作 60代4名 50代3名 40代4名 30代2名
  • 努力賞 70代1名 60代6名 50代8名 40代6名 30代1名 20代1名

(1つの作品に対して連名の場合は、1名としてカウントしました)
今年は1名ですが20代の方の入賞があり、30代の方も3名。やはり多いのは40代50代で、60代がそれに続くという状況ですね。
★ゲージ別にみると、以下の通りとなります。

  • Nゲージ=20
  • ナロー9mm=10
  • HOゲージ=6
  • Nナロー=2
  • 13mm=2(2作品とも同一作者の方)
  • 12mm=1
  • Oナロー=1

Nゲージが最多ですが、講評で「健闘が目立ったのはナローで」とある通り、O/HO/Nナロー合わせると13作品と、かなりの数となります。近年、HOナロー製品が充実し、かつちゃんと「走る」ものになったのも理由でありましょう。昔はレイアウトを夢見てHOナロー車輌を用意しても、ロクに走らずに挫折…という事も多かったのです。
★Nナローが2作品入賞というのは意外ですが、豊富なNゲージレイアウト用品が使えますし、HOナローやOナローよりも広い範囲を表現しやすい事がレイアウトビルダーには魅力なのかも。また、近年ロクハンなどのZゲージ製品が充実したり、ワールド工芸やトーマモデルワークスが本格的なNナロー製品を発売した事もあるでしょう。ここしばらくはワールド、トーマ社共にNナロー製品はご無沙汰ですが、車種を増やさなくても良いので、どうか途絶える事なく生産して頂きたいものであります。
★HOゲージ(レイアウトコンペでは1/76〜1/87の16.5mmはHOと表記)については、入賞作品数はNの半分以下でナローよりも少なく、かつ上位入賞作はなし(準佳作が1つ、残りは努力賞)という結果でした。レイアウトファンには、スペース的な面でNやナロー程の魅力がないからかもしれません。HOサイズ(1/76〜1/87)でレイアウトを作りたい人がいても、16.5mmではなく9mmのナローを選ぶ…それ故にナロー9mmの入賞者数が多いのかも…と思いましたが、どうなのでしょうか?