★本雑記帳毎年恒例のネタである入賞者の年齢層ですが、今回は以下の通りでした。
- 入選 50代1名 40代1名
- 佳作 70代1名 60代2名 50代2名 40代3名
- 準佳作 70代2名 60代2名 50代5名 40代4名 30代1名
- 努力賞 70代2名 60代9名 50代9名 40代5名 30代2名
- 特別賞 60代1名 50代1名(2名の方による合作)
全体でみると以下の通りとなります。
- 70代5名 60代14名 50代17名 40代12名 30代3名
50代が最多で、60代と40代がそれに続き、70代と30代はがくっと減る。そして10代20代が皆無という状況。もう何度も書いている事ですが、若手が少ない事が気になります。TMSの読者層が高齢化しているだけとは思えない(車輌のコンペではN・HO共に若手の入賞者がいる)のですが…。
ある程度の規模のレイアウトだと、身辺が落ち着かないと作れない=だから40代以上になるのがアタリマエだ!という御意見も賜りましたが、ジオラマやセクション、モジュールであれば小スペースで済みますし(今回入選の「帝都鐵道」は420×165mmのジオラマ)、9mmゲージであればミニカーブレールやユニトラックコンパクトの出現でミニレイアウトも非常に作りやすくなっているのは御承知の通り。いやはや気になります。
★ゲージ別にみると、以下の通りとなります。
Nゲージ | 29 |
ナロー9mm | 9 |
HOゲージ | 9 |
Nナロー | 1 |
1/80 13mm | 1 |
TT9(1/120 9mm) | 1 |
Zゲージ | 1 |
Oナロー16.5mm | 1 |
Oナロー9mm | 1 |
やはりNゲージが最多で、ナロー9mmとHOがそれに続き、その他のゲージはパラパラ…という状況です。
今年はナローの入賞が多かった印象を受けたのですが、数えてみるとHOゲージ(レイアウトコンペでは1/76〜1/87 16.5mmはHOと表記)と同数なのです。KBMCのHさんのレイアウトが入選されたのと、準佳作で14点中6点がナローという状態なので、多い様に感じるのでしょうね。しかし、少数派であるナロー9mmがNゲージの次に多いというのは、レイアウト派にとって魅力的なゲージ&ジャンルである事と、近年車輌の走行性能が飛躍的に高まった事があるのでしょう。ここ10年余りの木曽モジュール倶楽部(KMC)や軽便モジュール倶楽部(KBMC)の活動も影響しているのではないかな?と、TMS本号の表紙のU太さんのレイアウト写真を見ながら思った次第であります。