軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2015年6月のまとめ

6月になって梅雨入りした筈ですが、思った程雨が降りませんね。夏の水不足が心配になる今日この頃であります。
ナロー鉄模界もこれといった話題がなく、夏を待たずにネタ不足気味でありますが、月末恒例「今月のまとめ」をお送りします。

今月の気になる記事

★Nナロ奮闘記さんが、Nゲージナロー6.5mmの根室拓殖かもめ号の製作記をアップされています。バスコレのボンネットバスのボディをベースにし、下回りはトーマモデルワークスのころころ動力6.5mmを使用。よく特徴を捉えたモデルに仕上がっていますね。

★トーマモデルワークスのシェイの発売で盛り上がる昨今ですが、akinoriさんが「ちびシェイ」と題して2軸の可愛らしいシェイを作成されています。遊び心の作品とは言え、しっかりとした作りになっていますね。

今月のメディア

講談社より「究極のナローゲージ鉄道2 失われた「狭い線路」の記録集」が発売。著者はおなじみ岡本憲之氏です。

鉄道模型趣味 2015年 07 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2015年 07 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味(TMS)誌2015年7月号のいのうえ・こーいち氏の連載「模型のためのエッセンス」ですが、「シェイが欲しい」と題して鉄道模型社、カツミ、そして杉山模型のHOナローのシェイの模型を取り上げています。HOナローシェイというと乗工社製品がもっともメジャーでしたが、これらのメーカーの製品も忘れてはなりませんね。
ナロー関連の記事はもう一つ、@gobanyaさんの「郵便・荷物合造車(兼巡察車?)ができました」が掲載。HOナローのフルスクラッチ作品の製作記事で、プロトタイプは台湾の台東線にいた木造シングルルーフの郵便荷物合造車。昨年の軽便祭のプレイベントで、夢遊仙人さんがスライドで紹介されたのがキッカケとの事。

★実物誌では、鉄道ピクトリアル誌2015年8月号の「古い写真に見る牡鹿軌道・金華山軌道」で、金華山軌道の鮮明な写真が掲載されています。金華山軌道はコッペル・モンタニア内燃機やプリムス内燃機を使っていた軌道ですが、今まで鮮明な写真は趣味雑誌等に掲載された事はありませんでした。今回掲載された写真は地元で保管されていたものだそうですが、東日本大震災津波で原版は行方不明になり、地元博物館での展示時にスキャンしたデジタルデータのコピーのコピーが辛うじて筆者の方の手元に残ったとの事。

今月の新製品

モデルワーゲンから、HOナロー「歌登の泰和製自走客車」キットと「岩手富士製特殊軽量機関車」キットが発売されました。

ナローガレージからは、シーライオン工房のHOナロー「森製作所戦前型4・5トン」キットが発売。同店輸入発売の動力ユニットパワーマックスを利用するエッチングキットです。

今月の話題

レーザーカットのペーパーキットを各種発売するモデルワークスが、Webページや雑誌広告でナロー製品の発売予告を行っています。

具体的に何を製品化するかは記載されていませんが、「従来よりナローの車輌をとの相談が多くありました」「縮尺1/45・O・16.5? 1/80・16番・9? 1/87・HO・9?」「ナロー・イコール・「かわいい」ではなく堂々とした車輌を製作し新しいナローファンも創り出したいと思います。」との事。

さて、明日からは7月。いよいよ夏がやってきます。第一日曜日に開催されるJNMAを皮切りとして、8月にかけて鉄道模型イベントも各種開催されますし、それに合わせて各種製品も出現する事でしょう。暑くなってくると思いますが、お体にはお気をつけ下さい。
それではまた来月!