気が付けば今日は31日。今月どころか今年2022年も終わりであります。
大晦日なので年越しそばの準備をしなければなりませんが、その前に今年最後の「今月のまとめ」をお送りします。
今月のイベント
鉄道模型アートマルシェ
★東京・吉祥寺にて「鉄道模型アートマルシェ Vol.9」が12月2・3・4日に開催されました。
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tsurikakedensha.blogspot.com
鉄道模型アートマルシェvol.9 ●12月2日(金)12:00〜19:00 ●3日(土)11:00〜18:00 ●4日(日)11:00〜17:00で開催いたします。ご来場をお待ちしております。 pic.twitter.com/PswHTJdafx
— レイルクラシック (@VVozbeiQhqZB3OA) November 19, 2022
さいたま鉄道模型フェスタ
★年末恒例の「さいたま鉄道模型フェスタ」は、大宮ソニックシティで12月24・25日に開催。前回同様、感染防止の観点から整理券方式・定員制だったとのこと。このイベントで発売になったナロー関連の新製品も複数ありましたが、津川洋行のHOナローデッドストック品もなかなか人気だった模様。
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ameblo.jp
今月の新製品
★トミーテックより、鉄道コレクションナローゲージ80・「想い出の西武鉄道山口線」が発売。
なかなかの人気の様ですが、SNSなどを見ると、普段ナロー製品を買う層とは異なった層の皆さんがかなり買われている様子がうかがえます。
diocolle.tomytec.co.jp
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★アルモデルからはさいたま鉄道模型フェスタに合わせて、Oナロー「軽便L型ロッドDL」キットが発売。沼尻DC12をB型に短くアレンジした機関車です。
Oナロー2軸ロッドDLの試作品を作っています。キット形式の専用動力が付属します。車体は大きいけどHOナローと同じディティールですので安心して工作できます。物足らない方は各自追加で更に楽しめます。 pic.twitter.com/E3JDCpcXPl
— ARUMODEL【アルモデル公式】 (@arumodel) November 10, 2022
★ペアーハンズからは同じくさいたま鉄道模型フェスタに合わせてOナロー「西大寺キハ1」キットが発売。西大寺鉄道の梅鉢製単端をOナローで模型化した製品です。
新製品
— ペアーハンズ (@pair_hands) December 20, 2022
Oゲージナロー1/48 16.5 ㎜
西大寺キハ1キット22,000円+税
さいたま鉄道模型フェスタにて販売致します。
写真は試作途中です。 pic.twitter.com/aHmEXHYoLo
★モデルワーゲンからはHOナロー「松本製材のボギーDL」キットが出荷。下回りはKATOのNゲージポートラム(富山ライトレール)を使うキットです。
★日昇工業よりHOナロー「コッペルBタンク」キットが発売。上回りは3Dプリント、下回りはナローガレージ製動力が含まれる構成。
- 日昇工業(ナローガレージ通販)
お知らせ
— (有) 日昇工業 (@nishoukougyo) November 3, 2022
クイックキット第一弾 コッペルBタンク発売です。スケールはHOナロー9㎜です。価格は初回記念価格 組立済動力付¥12500送料¥500です。初回のみスペアキャブが一つ追加で付属します。 pic.twitter.com/495baA3cCh
今月のメディア
森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号
北海道新聞社より単行本「森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号」が発売。
shop.hokkaido-np.co.jp
新刊で雨宮21号の本が出ていました。
— 北海観光節 (@onitoge) December 19, 2022
北海道新聞社からの発行ですが、地元の方手作りの印象で、過去の論考の再掲や、ゆかりの方々の寄稿、座談会などから構成されています。
雨宮21号への思いを知るとともに、ああこんな本が作れたらなあと、現代における郷土史活動の理想を見た気がしました。 pic.twitter.com/NIoChcIOtA
ヤバい本が届きました。
— ibuki_model (@IbukiModel) December 29, 2022
何がヤバいかと言えば、かなりのボリュームで、
うっかり本を開いてしまうと、物凄い勢いで時間が飛びますw
これで1800円は安すぎです!#雨宮21号#丸瀬布 pic.twitter.com/TXBUFUUF9i
鉄道模型趣味(TMS)
鉄道模型趣味(TMS)誌2023年1月号のスタッフコラム「給水塔」欄にて、名取編集長作のOナローモーターカー「ブタ単」が登場。高知営林局で使われていたものがプロトタイプとの事。とれいん
とれいん誌2023年1月号では、前号に引き続き軽便鉄道模型祭のレポートが掲載されています。訃報
鉄道ファン誌の「レールバスものがたり」や、エリエイから出た「簡易軌道見聞録」「私鉄紀行」シリーズ、ネコパブリッシングから出た「内燃動車発達史」などの多数の記事や著書で、実物ファンのみならず模型ファンにも影響を与えた湯口徹さんが12月11日にお亡くなりになったとのこと。
drfc-ob.com
2012年の軽便鉄道模型祭プレイベント「軽便讃歌」に高井薫平さんと共に登場され、初期内燃動車のお話を聞かせて頂いたのも良い思い出であります。
ナロー鉄模界で単端を始めとする気動車や石油発動車などが模型化・製品化されているのも、湯口さんの研究があってこそかと思いますし、1960~70年代生まれの「軽便小僧」は、レイル私鉄紀行シリーズを読む事で湯口青年と旅をし、地方私鉄を「体験」したのでありました。
ご冥福をお祈りいたします。
★というわけで、今年最後の「今月のまとめ」はこの辺りにて。みなさまどうかよいお年をお迎えください。
それではまた来年!