軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2020年6月のまとめ

気が付けば6月も今日で終わりの模様。例の新型ウイルスの関係で、鉄模関係のイベントが軒並み中止になってしまったので、季節感をロストしてしまい、どうも今が何月なのかよく分からなくなっています。模型仲間との「乾杯イェーイ」も自粛中。そろそろオンライン飲み会でもやりますかね…
それはともかく、月末ですので、毎月恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。

今月の新製品

トミーテック鉄道コレクションナローゲージ80シリーズの新製品、「猫屋線 キハ17・ホハフ123・ホハフ110形新塗装 3両セット」と「猫屋線 キハ8新塗装・ホハフ6茶⾊塗装 2両セット」が発売になりました。

いずれも以前に出た品のバリエーション的製品ですが、前面や妻板、屋根あたりが今までの製品と異なっています。全体的に駿遠線ムードですが、「ホハフ123」は赤とクリームに塗り替えると尾小屋のホハフ6になりそう。
★モデルワーゲンからは、HOナロー「浜中&標茶のボギー無蓋車」キットが発売となりました。ロストワックスパーツを主体とした真鍮キットです。

★モデルスIMONからは、ナロー9mm用動力ユニット「PU101動力SL-Bキット」「PU101動力SL-Cキット」が発売。もともとは乗工社が開発し、「エコノミーシリーズ」製品に使用していたもので、イモンが引き継いだ後にモーターや集電ブラシが改良されて再発売されましたが、今回はモーターが変更になり、さらにフライホイールが搭載。またC型のキットも追加になっています(乗工社時代はC型用の中間動輪だけを別売していました)。

乗工社時代はこのPU101を調子よく走らせるのにいろいろ苦労したものですが、イモンになって改良されてからは走りが良くなっています。自作車輌の動力に使うもよし、昔の乗工社製品のレストアに使うもよし…。イモンは続いて、乗工社時代にナロー初心者を中心として人気であった製品「ポーター亀の子 エコノミーキット」の発売を予告しています。

★ナローガレージからは、直径7mm、8mmのコアレスモーター各種が発売。小型の動力車を自作する方注目の品でありましょう。

★先月発売になったトーマモデルワークスのHOナロー「ギルピンカブース」ですが、10.5mmゲージ(HOn3)バージョンも製作されたとのこと。


★浅間模型からは、Oナローキット「草軽電気鉄道デキ12形」が発売。

草軽デキは今までにも各社から発売されていますが、本製品は相当にこだわった製品となっており、エコーモデルの「よろず日誌」でも高く評価されています。

今月のメディア

鉄道模型趣味 2020年 07 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2020年 07 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: 雑誌
鉄道模型趣味(TMS)誌2020年7月号では、HOナローレイアウト「蒼羽地方鉄道」が掲載。1250×580mmの可搬式日本型ナローレイアウトです。そして、蕗狩軽便鉄道さんの1/22.5 16.5mmエアライブ「BONVENT」も掲載。昨年のTMSコンペで入賞された作品です。
連載「地方私鉄 失われた情景」では、花巻電鉄の中央花巻駅を取り上げています。
umemado.blogspot.com

今月の話題

7月開催予定であった第26回JNMAフェスティバルは5月の時点では開催するとの事でしたが、6/10に中止が発表されました。

最近はナロー関連メーカーはあまり出展していませんでしたが、イベント販売を主体としている小メーカーや、このようなイベントでの買い物を楽しむファンには、鉄道模型市の中止に続く打撃でありましょう。
また、模型関連の大きなイベントでは、静岡ホビーショーの中止に続いて、11月に予定されていた「第60回全日本ホビーショー」も中止が発表されています。

★さて、明日からは7月。いよいよ夏がやってきますね。今年の夏は鉄模イベントも無く、イマイチ盛り上がりに欠けますが、秋のオンライン軽便祭に備えて、製作過程等をSNSにアップされるのもよいかも。
それではまた来月!