すっかり寒くなったと思いきや、時々暖かかったりする今日この頃でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日で11月も終わりということで、月末恒例「今月のまとめ」をお送りいたします。
今月のイベント
★2023年11月10日(金)~26日(金)、東京・谷中のHOW HOUSE WESTにて諸星昭弘さんの個展『OMORO DESIGN EXHIBITION 2023 「机上の空想」』が開催されました。
★2023年11月18日(土)~26日(日)、東京・巣鴨のさかつうギャラリーにて「カバン線」でおなじみの栂森鉄道さんの個展『カバンの中の鉄道情景 安達誠 作品展』が開催されました。
この2つの展示会、期間が重なっていたこともあって、両方をハシゴした方も多かった様ですね。
今月の話題
★関水金属(KATO)技術開発部のfacebookにて、英国のショーで展示された開発中の「OO9ユニトラック」の画像が掲載されています。
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開発中の為かバラストのモールド等はありませんが、枕木間隔はナロー向きになっており、N用ユニトラックおよびPECOのOO9線路との接続も可能とのこと。
寸法は明示されていませんが、「ミニジオラマベース」に載っているところからして、曲線は半径R183ミリと、直線は124ミリと思われます。
今月のメディア
RM MODELS
★RM MODELS誌2024年1月号の特集は「ミニシーンの嗜みかた」。巻頭では諸星昭弘さんへのインタビュー記事「ジオラマ作家諸星昭弘さんに聞く ミニシーンの極意」が掲載。上でご紹介の個展で展示された作品群も掲載されています。また、読者から寄せられたミニ情景作品を多数紹介。ナローでは300×300ミリのミニレイアウト『HOナローで長閑な山奥を…小さく楽しむ架空森林鉄道』、コレクションケースの中に作られたNナローミニレイアウト『「百均」ケースで楽しむNナロー「片隅鉄道」』の2作品が紹介されています。
えー、ようやく確認しましたのでご紹介。
— 彩葉 (@iloha_train) November 23, 2023
過去何度か紹介しました、Nナローのミニレイアウトが、今月のRM Modelsに載ってしまいました…。
ご笑覧いただけましたら幸いです。 https://t.co/khcAqUSug1
鉄道模型趣味(TMS)
★鉄道模型趣味(TMS)誌2023年12月号では、名取編集長によるアメリカのナローゲージコンベンションの紹介記事「ナローゲージ・コンベンションの世界」の連載が開始。また、この記事の中では、コンベンションのファクトリーツアー(工場見学会)で訪れたサンファン・モデルの工場で見たグラントラインのプラキット・Oナロープリムスの金型が紹介されています。
車輌工作記事ではNゲージc11の下回り利用、上回りフルスクラッチによるHOナロー9ミリの佐世保鉄道7号機が掲載。
もう一つ、表紙になっているHNモジュール「吊り橋と温泉」が、16.5ミリの本線の他に1/80・9ミリナローのエンドレスを組み込んだ構成。猫屋線の気動車が活躍しています。
とれいん
★とれいん誌2023年12月号では、先月号に引き続き軽便鉄道模型祭のレポートが掲載。今回はモデラー出展の作品がレポートされています。また、実物関連では10月に王滝村にて開催された「林鉄フェス2023」の模様もレポートされています。
軽便鉄道入門
★天夢人より松本典久氏の著書「軽便鉄道入門」が発行。初心者には分かりづらい「軽便鉄道とは何か?」を理解するには格好の書でありましょう。「軽便鉄道入門」入手。 現代に残る所の紹介から魅力について語り、用途・成り立ちから法律・条例などにも触れられている。
— Sashi (@Sashi_762) November 19, 2023
また「ナローではない軽便鉄度」の事も記されてます。
入門とついているが入門者に限らず好きな人にはお勧めしたい。
あと本書を手にしたらカバーを外してみて下さい。 pic.twitter.com/WYxItMjWor
#軽便鉄道入門
— シェフ (@carthagochefshu) November 19, 2023
松本典久著(山と渓谷社)が届きました!さすがに網羅された新旧の軽便鉄道はどれも魅力的です。模型作りや仕事の合間に読むのが楽しい〜最初、鉄道模型始めた時は国鉄蒸気だったのにね〜今はナローにドップリです。10Qさんにサインもらおう〜っと! pic.twitter.com/LGsrkHVKC5