軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

横井軍平氏のレイアウト

横井軍平氏と言えば、任天堂で「ウルトラハンド」「ゲームウォッチ」「ゲームボーイ」などを産み出し、京都の花札屋に過ぎなかった任天堂を世界の「NINTENDO」に押し上げる事に大きく貢献した人物として、特にゲームファンに名前を知られています。

残念な事に任天堂から独立して間もなく、1997年に自動車事故で56歳の若さで亡くなられましたが、近年その業績が再び注目されているようです。

ゲームの父・横井軍平伝  任天堂のDNAを創造した男

ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男

その横井さんが鉄道模型のレイアウトを作って、TMS(鉄道模型趣味)誌に発表されていた事をご存じでしょうか?
★そのレイアウトの名は「SPライン」。池と畠と牧場を持つ6×6.2尺(約1820mm×1880mm)のレイアウトで、ゲージは16番(HO)ゲージ。TMS誌1958年1月号(115号)に掲載され、後にTMS特集シリーズ11「ホームレイアウト」に再録されています。
記事の中には「私がこのレイアウトを作り始めたのは57年の3月中旬ですが、モデルを始めたのはそれよりずっと古く、小学校の3年生のときに0番を買ってもらったのが最初です。中学2年生の時16番に変つたのも、実はレイアウトを作りたかつたからなのです」とあります。
今と違って鉄道模型用レイアウト用品が少なかった時代に、雑誌記事として掲載されるようなレイアウトをモノにしたという事は、相当に工作好き、かつ器用だったという事でしょう。
★そうそう、「ホームレイアウト」には16番小型レイアウト「名奈信野言辺江鉄道」(遠藤宏一氏)の記事も再録されているのですが、この作者の遠藤さんは横井さんと友人であった様で、記事中に「SPL社長横井軍平氏は以前より当鉄道視察を希望しておられたが、本日新路線開通を記念して当沿線を案内した」という一節があり、お二人が仲良く模型を楽しまれていた事がうかがえます。