軽便鉄模アンテナ雑記帳

軽便鉄模アンテナ管理人(うかい)の雑記帳です。ナローゲージ鉄道模型の話題が主

2020年4月のまとめ

春だというのになかなかそれらしい気候にならない今日この頃。しかし春らしくなったところで、昨今の情勢では気軽に外に遊びにいけない訳ですし、そもそもイベントは軒並み中止、模型屋さんもお休みのところが多い状況。やはり外出は自粛して、家の中で模型作りに専念するのが良いようですね。
というわけで、気が付くと4月も今日で終わりですので、月末恒例「今月のまとめ」をお送りする次第であります。

今月の話題

アルモデルから、Oスケールのエッチング窓枠の発売が予告。1/80ではエコーモデルが窓枠セットを各種発売していますが、Oサイズになると米国グラントライン等の輸入品しかありませんでした。発売になれば、Oナローの建物作りが便利になりそうです。

今月の新製品

モデルスIMONから、HOナロー「頸城鉄道コッペル」キットが発売。1990年に乗工社から完成品として発売され、イモンに引き継がれた製品ですが、今回はキットとしての発売。「原型」と「現役」の2バージョンがあります。


モデルワーゲンからはHOナロー「助六の酒井製5tDLⅦ*No.49・52~54」キットと、「立山砂防の北陸製モーターカーII*55-10-64」キットが発売。
助六の酒井製5tですが、今回は板台枠のものを模型化しているのがポイント。

立山砂防モーターカーはボディのみのキットで、動力としてKATOのNゲージポートラム富山ライトレール)を使う製品です。


今月のメディア

鉄道模型趣味 2020年 05 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2020年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/04/20
  • メディア: 雑誌
鉄道模型趣味(TMS)誌2020年5月号では、「楽しい自由型ナローの世界 紅葉川軽便鉄道に寄せて」が掲載。赤井哲朗氏の作品(1975年12月号・後に「ナローゲージブック1」に収録)に従い、エンドウの16番キハ02をカラ竹割りして製作した気動車を始めとする自由形軽便車輌群です。
blog.livedoor.jp
また、軽便ではありませんが、TMSコンペ入賞で話題となった3Dプリントで作成した1/87 12mmの蒸機「北海道炭鉱鉄道16 形式5」も記事掲載。デジタル造形や3Dプリントに興味のある方には一読をお勧めします。

RM MODELS誌2020年6月号の特集は「情景模型見せ方、捉え方」。この特集内にて、3月にさいたま市で「浦和と平柳の二人展」を開催された浦和・平柳両氏のナロー9ミリセクション「見沼軽便鉄道 参道口・東宮下セクション」「旧街道」を掲載しています。いずれもゆったりとしたサイズの日本型軽便のセクションです。
なお、RMM誌は5月21日発売予定だった次号の発売を延期するとの事。

★書籍では、いのうえ・こーいち氏による写真集、「頸城鉄道 忘れられない情景、忘れたくない情景」が発売になっています。

★さて、明日からは5月。ゴールデンウィークなのに気軽に外出できない状況は残念ですが、ネットがありますし、模型店も通販は営業しているお店が多い模様。この機会に車輌やレイアウトなどの模型作品を仕上げてみては如何でしょうか?
それではまた来月!